ODA(政府開発援助)

令和元年10月28日

1 背景

 開発及び人道支援分野では,近年,性的搾取・虐待及びセクシャルハラスメント(SEAH)の問題への国際的関心が高まり,2018年5月のG7ウィスラー開発大臣会合や6月のタイドウォーター会合においてSEAHに関する宣言が採択された他,主要ドナー国は国連への働きかけを含めた国際的協調を行っています。

2 SEAHに関する国際会議

【概要】

  • 2018年10月18日,モーダント英国際開発大臣の主催で,SEAHに関する国際会議がロンドンにおいて開かれました。
  • 会議には,各国政府や国際機関,NGOの関係者等500人以上が参加しました。日本からは,外務省,国際協力機構(JICA),国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)が出席し,本件を重視する姿勢やJICA及び日本のNGOのSEAHへの取組について発表しました。

【成果】

  • 会議は,「Putting People First」のテーマの下,SEAHの予防や対応改善に取り組む様々な団体の代表に加え,SEAHの被害者や告発者自身も参加し,援助の現場でのSEAH被害の実態,予防やより良い被害者支援のための課題,必要なアクション等について,意見を共有しました。
  • また,日本を含む主要ドナーは,四つの柱((1)被害者及び告発者への支援,説明責任の向上,報告の強化,不処罰問題への取組,(2)強力なリーダーシップ,組織的な説明責任,より良い人事プロセスを通じた文化的変化の促進,(3)最低基準の採用・透明性,(4)組織的な能力の強化)の下,22項目からなるコミットメント(英語(PDF)別ウィンドウで開く和訳(PDF)別ウィンドウで開く)を発表し,日本を含む22の国,省庁及び機関が署名しました。我が国は今後,このコミットメントを実現するための取組を,多様な関係者と協力しつつ,推進していきます。
  • なお,英国国際開発省(DFID)は,主要ドナー以外の援助団体・国際機関等にも同様のコミットメントを発表するよう働きかけ,国連機関,英国のNGO,国際開発金融機関,民間セクター等がそれぞれコミットメントを発表しました。

【コミットメント実施状況】

  • 国際会議開催から1周年となる2019年10月17日,英国は,コミットメントに賛同したドナーや国連機関,英国のNGO,国際開発金融機関,民間セクター等による取組の進捗状況を報告書別ウィンドウで開くに取りまとめ,英国国際開発省ホームページで公表しました。

3 経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)における勧告の採択別ウィンドウで開く

【概要】


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