ODA(政府開発援助)
第525回ODA出前講座 開催報告
東洋高等学校
令和5年11月2日
2023年8月、東洋高等学校にて国際協力局国別開発協力第3課の丸森隆史首席事務官がODA出前講座を実施しました。今回は「ODA概論と日本が行うアフリカでの支援」をテーマとした講義を行い、高校1年生~3年生の30名が受講しました。


参加者からの感想(抜粋)
- 日本のODA支援は限られている予算の使い道を慎重に検討し、日本の利益、不利益を考慮して活動していることがわかりました。
- 講座を通じて医療、経済、政治などのあらゆる角度から支援を行っていることを知りました。
- 外務省で行われている具体的な支援活動について興味を持っていたので、講座を通じて詳しく知ることができて良かったです。将来の働き方の選択肢として、開発協力の分野に進むことも考えてみたいと思いました。
- 他国の援助だけでなく日本にも利益になるような活動内容だということも初めて知りました。
- ODAという名前や支援を行っている位は知っていたのですが、実際に何をしているのか詳しいことがわからなかったところ、講座を聞いてもっと自分で調べて、少しでもODAに対する考えを深められるようにしたいと思いました。
- テレビや新聞で世界で何が起きているのかという情報を待っているのではなく、自分からも調べたり現地に行って知ろうとすることも大切だと思いました。
- ODAで行っている支援の内容や現地での実務経験にも触れつつ、その目的や設備の維持管理、ノウハウの伝授など将来的な展望も交えての説明がとてもわかりやすかったです。
- 日本の国益と途上国の発展の両立は困難ですが、既存の外交関係のみでの発展は厳しい情勢においてODAは経済の衰退に対する突破口になりえると感じました。