ODA(政府開発援助)

帝京大学
令和5年9月20日

 2023年7月、帝京大学にて国際協力局国別開発協力第1課の曾川宏彬主査がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の開発協力を取り巻く現状 カンボジアにおける我が国の地雷・不発弾処理」をテーマとした講義を行い、外国語学部の3年生と4年生の37名が受講しました。

参加者からの感想(抜粋)

帝京大学にて国際協力局国別開発協力第1課の曾川宏彬主査がODA出前講座を行っている様子
  • カンボジアがウクライナの地雷除去の支援をしているということに驚きました。支援されている側だと思っていた国ですが、日本からの支援を受け、その知見を基に他国を支援していくつながりこそが本当の国際協力なのではないかと思いました。
  • 国際問題については数えきれない程の問題があるので終わりがないなと思っていますが、それでも向き合い続ける必要があること、講座の最後では国も模索しながら支援の方向性を決めていることが印象に残りました。正解があるわけでもないが終わりのない問題があるからこそ、より多くの人の助けが必要なのだと思いました。
  • 他国に対して支援をすることは、ただ支援をすることだけが目的なのではなく、支援を通してその国との関係を築いていくことを初めて知ることができました。日本で起きた大震災のときには支援をしてくれたことも聞き、相互の支援の機会を通して良好な関係を築いていければいいと思いました。
  • ただ支援しているという実績だけではなく、その過程で起こりえる問題や辿ってきた経験もたくさんお話いただけたので、より現実味のある講義が受けられてとても新鮮味を感じました。
  • 日本の支援は平和で安全な社会の実現と維持を追求していることがわかりました。カンボジアでの地雷除去支援のお話と併せて、ウクライナに対しての日本の支援も聞き、日本の技術や経験が様々な国に貢献している事例を通して、ODAや世界に支援していくことに対する考え方や見方が変わりました。
  • ODAやASEANといった単語は知っていたのですが、何を行っているのか詳しく知りませんでした。講座を聞いて思っていたよりも日本は多くの国に支援を行っており、支援をすることで支援を受けた国は少しずつ発展して良くなり、国同士の関係も深まると思いました。
  • ODAだけではなくASEANについての説明もあり興味深かったです。最初はカンボジアに対して興味はなかったのですが、親日国であることを聞いてカンボジアに対して親しみがわいてもっと知りたくなりました。
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