ODA(政府開発援助)
第518回ODA出前講座 開催報告
聖徳大学
令和5年4月13日
2023年3月、聖徳大学にて国際協力局緊急・人道支援課の児玉光也課長補佐がODA出前講座を実施しました。今回は「緊急人道支援を通した国際保健活動」をテーマとした講義をライブ配信にて行い、看護学部看護学科の2年生60名が受講しました。

参加者からの感想(抜粋):
- 「災害」と聞いて思い浮かぶのは自然災害ばかりでしたが、人為災害の交通事故、紛争や特殊災害など種類があることがわかりました。今回の講座では保健分野の人道支援のお話を聞きましたが、こういった国際協力に携わるためにはコミュニケーション能力、自己管理力、体力、判断力、協調性などが大切だとわかりました。これらは日本で看護師として働く際にも大切な能力なので日頃から身につけていきたいと思いました。
- ニュースなどで災害があったことは知っていても、どのように現地に行って行動するのかなど、実際に色々な国に赴いて活動した人の声が聞けてとても勉強になりました。また、衛生面で問題のない生活を過ごしていますがお話を聞いてどれだけ整った環境にいるかを自覚しました。世界中の人が医療や勉強を平等に受けられる仕組みや環境がこれから作られていったら良いなと感じました。
- 求めることを支援してあげるのではなく、どんな支援が必要なのかを見定めることが必要なのだという言葉がとても心に残りました。
- ODAに関する知識を多く学ぶことができ、今までは全く関心がなかったが緊急人道支援活動の現場のお話を聞いて興味をもちました。
- 外務省と聞くとお話も難しそうだなと考えてしまっていましたが、一つ一つ説明を聞くことで内容も理解しやすく思っていた以上に自分にも関わりがあることがわかりました。