ODA(政府開発援助)
第507回ODA出前講座 開催報告
関西外国語大学短期大学部
令和5年1月26日
2022年12月、関西外国語大学短期大学部に国際協力局の北村俊博参事官がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の国際協力外交 SDGsから地球温暖化まで」をテーマとした講義を実施し、関西外国語大学短期大学部英米語学科の1年生~2年生及び関西外国語大学の外国語学部の1年生から4年生の60名が受講しました。
参加者からの感想(抜粋):
- 実際にCOP27(第27回国連気候変動枠組条約締約国会議)に参加された方の話を聞けるのは、後にも先にもないことなのでとても貴重な経験となりました。
- 外務省は自分とはとても遠い存在で関係のない組織だと思っていましたが、私たちが取り組んでいるSDGsなどのお話を通じてとても身近に感じました。
- テレビなどで聞いたことのある話題を取り上げていただき、特に気候変動対策のアクションを呼びかける「1.5度の約束」は最近よく聞くのですが、テレビでは聞くことができない部分までお話いただけて面白かったです。
- 環境問題や地球温暖化などは知っていたけれど、あまり自主的に取り組んできませんでしたが今の日本の政策や世界の現状を具体的に聞いて自分もできることから取組もうと思いました。
- 政府や国際機関の取組みだけではなく、SDGsや気候変動に対して私たちができることも教えていただき実践していきたいと思いました。
- 地球が危機的状況に陥っていることを改めて感じることができました。生活をしていると意識が薄れてしまっていたので、改めて地球規模での環境問題に意識を向ける良い機会になりました。
- 自分の立場で何ができるのか、そして外国にも視野を広げていきましょうという言葉が大変心に響きました。
- 2050年のカーボンニュートラルの目標を達成するには、2030年までの温室効果ガス削減に向けた政府の取組みの他にも、個人でできる取組みが重要になるとわかりました。
- 実際に外務省で働いている人のお話ということで身が引き締まりました。今まではSDGsについて名前や浅い知識でしたが、数字を挙げて具体的に説明していただき、より深刻な状況であると感じました。「みんなで持続可能な社会へ」と語りかけるだけではなく、より自分ごとであり、地球規模の危機的な状況であることを強調し、焦りと深刻さをもっともっと伝えていき、それぞれができることを実践していきたいです。
- 政府だけでは解決できない問題も多いと思うので、今回のようなSDGsの取組みへの参加や環境問題といった話をもっと多くの人に知ってもらい、1人1人が意識を変えていくことで、子どもたちの未来を明るくしていけたらと思いました。