ODA(政府開発援助)
第499回ODA出前講座 開催報告
羽衣国際大学
令和4年8月24日
2022年7月、羽衣国際大学にて国際協力局政策課の村上孝太課長補佐がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の開発協力 自身の経験を通じて」をテーマとした講義を実施し、海外研修論を受講する学生約150名が受講しました。


参加者からの感想(抜粋):
- 日本は190以上の国々を支援し、お金を貸したり、提供したり、技術を教えるなどの支援を行っていることがわかりました。国際協力は政府だけでなく誰でも出来る身近な取組みなので興味をもってこれからは注目してみようと思いました。
- 実際の経験をもとに、クイズなどを挟みながらお話いただき興味深く聞くことができました。私たちからの様々な質問に対し、講師自身の体験と結びつけながらすぐにお話いただけたのはすごいと感じました。
- 日常生活の中で日本が海外に対してのどのような支援を行っているかを直接知ることができる機会は中々ありませんでした。今回の講座を通して改めて日本は海外でも活躍していることを知りました。
- 日本のODAは様々な国に支援していることを初めて知りました。日本はもっと支援しているということを発言した方が良いと思いました。
- 異文化を理解し、お互いの考え方の「ものさし」や「もの」の見方が違うことを理解することが大切だと思いました。
- 講師の現地での生活を通して日本とのライフスタイルには大きな違いを感じ、生活するのは大変そうだと感じたが、市場などの買い物の際にコミュニケーションを大切にするやりとりがあることに、利益だけではなく人と人との繋がりを大切にしている文化があることなどを学びました。
- 国際協力への関心が深まる講義でした。その場しのぎではなく長い目で発展していけるよう支援していることが良いと思いました。国際協力は誰でも参加しやすい身近な取組みだとわかったので、まずは大学の留学生の方と仲良くなり、その国について知りたいと思いました。
- 国際協力を行うことで、日本と世界の平和が保たれていることを知りました。さらに自国以外の国とお互いにチーム一丸となって成長していくことの大切さが分かりました。これからは身の周りのことを通してどういった協力ができるかを大切にし、意識して生活していきたいです。
- 国の発展を支援するというのは、物品を与えるだけでは成長や発展は継続しにくく、継続して使えるようその使い方やメンテナンス方法を教えることで、持続的に発展していくことができるのだとわかりました。
- ODAの支援によって築かれた良好な二国間関係が、日本への支持に繋がっていると知りODAはすごい取組みだと実感しました。
- インターネットで調べただけでは得られない知識を学ぶことができました。実際にその国に行くことでわかることもあるので、足を運んで体験した方が良いと思いました。
- 日本が他国へ支援する理由がわかりました。戦後、日本が経済発展をするのに色々な支援を受け助けてもらっていた過去があり、還元する目的や支援を通じた世界平和といった大きな目標があるということを初めて知ることができよかったです。
- ODAの支援は人と人との繋がりが1番大切だとわかりました。一方通行の援助にならないように、支援をして終わりではなく、開発に役立ててもらい、発展してもらうことが重要だと学びました。また、発展していった国がその知識や技術を他の途上国に共有することで更なる発展に繋がり、世界の安定と平和が保たれるのだと感じました。