ODA(政府開発援助)

令和4年5月26日
モニターに映し出された国際協力局国際保健政策室の市野紗登美経済協力専門員、四天王寺大学の看護学部の2年生、教育学部の1年から4年生の様子とテーマの日本の国際保健協力の内容

 2022年5月、四天王寺大学にて国際協力局国際保健政策室の市野紗登美経済協力専門員がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の国際保健協力」をテーマとした講義をライブ配信にて実施し、看護学部の2年生、教育学部の1年から4年生の併せて約120名が受講しました。

参加者からの感想(抜粋):

  • ODAはただ助けるのではなく、自立して発展してもらうことを目指していることがわかりました。長い目で援助をすることこそが、その国のためになり、健康で豊かに生活できる人を増やすことにつながると改めて感じました。
  • 感染症予防をすることで守られる命がたくさんあること、手洗いは感染症予防にいかに効果があるものなのかを改めて知ることができました。私たちの便利で快適な生活は当たり前ではなく、恵まれた環境で生活していることに改めて感謝の気持ちがわきました。
  • ODAとは間接的な援助のみ行っていると思っていたのですが、実際は現地に行って開発途上国の人たちと共に生活をし、より良い生活を送れるように様々な機関とも協力し、多様な援助を行っていることが知ることができました。
  • 持続的な経済成長を目指しているという考え方を初めて知り、とても大切な考え方であると感じました。直面する課題に対しての支援はもちろんのこと、その後、より良い環境を作り、未来につなげていくことが本当の支援の姿であるということを実感しました。
  • マダガスカルの現状や課題を知り、非常に学びにつながりました。将来は教育関係の仕事を目指しているため、誰かのためになることをしたいという気持ちを大切にすることで、たくさんの命を救うことができる取組みもあるのだと知り、自分自身もこのような気持ちを大切にして行動に移していこうと思いました。
  • 政府開発援助(ODA)の活動には円借款や無償資金協力、ワクチン、農業、JICA海外協力隊などの技術協力といったたくさんの援助があり、自国の発展や繁栄だけではなく、発展途上国などの他国のことも考えて援助活動をしている姿に、人間の「助け合い」の素晴らしさと温かみを感じました。
  • 発展途上国の人々の生活をテレビなどで見ることはありましたが、学校に通うことのできない人が数多くいることを改めて知り、私たちが活動することで共に発展はしていく必要があると感じました。私自身もできることを探して、できる範囲で協力をしていこうと思います。
  • 将来、看護師として今回のご紹介にあったような海外への活動に参加したいと思っていたのでとても勉強になりよかったです。
  • 日本、世界、自分、他人は皆つながっているからこそ、相互で協力し合うことが大切で、そういったつながりは福祉支援の充実や経済開発の向上に寄与していると思いました。
  • 水の供給の難しさや、手洗い教育が直接死亡率に繋がるなどといった教育の必要性など、お話を聞いて活動の大切さや影響力を改めて感じました。
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