ODA(政府開発援助)
第492回ODA出前講座 開催報告
共愛学園中学校
令和4年3月22日
2022年2月、共愛学園中学校にて国際協力局政策課の柴田隆首席事務官がODA出前講座を実施しました。今回は中学3年生約102名に向けて「国際協力の現状と課題」をテーマとした講義をライブ配信にて実施しました。


参加者からの感想(抜粋):
- 実際にどのような活動をされているのかを詳しく聞くことができ、案外身近なことだけど行動をするということはすごいことなのだと感じました。
- まだまだ自分が知らない日本と世界との繋がりが知ることができました。日本側も過去に支援を沢山してきてもらった事がわかりました。社会科の授業では様々な支援をしていることを聞き、今回とのお話とつながっていたので、国際関係の資料を作る時のために知識を深められたと思いました。
- 授業で習わなかったことがたくさん出てきたので自分の知識がさらに増えました。「政府開発援助」といっても具体的にどのようなことを行なっているのかよくわかっていなかったので、今回の講演を通して理解することができました。日本は助けるだけではなくて、助けられていたということを知って驚きました。
- 私たちが当たり前のように生活していることは特別なことなのだと実感しました。
- 私たちとは程遠く感じていた話がとても身近に感じられました。ODAによって支援を受ける側だった日本が支援をする側になって、いろいろな人たちを支えていることを嬉しく思いました。最近では、従来の支援に加え、新型コロナウイルス対策も行っていることを知り、こんな世の中だからこそ互いに協力し支援し合うことが大切だと再認識させられました。また、世界のことを私たちももっと知っていく必要があると思いました。
- ODAとは何かということ、どんな活動が行われているかを写真や資料をもとに教えてもらい勉強になりました。今の日本があるのは他の国の支援があったからであり、私たちは支援を『受ける側』から『する側』になり、ただ貧しい国だから支援するのではなく、私たちの将来に関わってくる問題として周りの国々との助け合いが必要なのだと思いました。
- 国内でも大変なのになぜ海外の人を助けるのかなと思いましたが、新型コロナ対策のお話を通して、発展途上国で感染が広まると国内で収まったとしても、また広まってしまうので感染症対策を一緒に考えることは大切だとわかり、支援を行うことは大切だと納得しました。
- ODAは途上国を助けるためだけに日本が行っていることだと思っていましたが、途上国を悩ませているさまざまな問題に目を向けることは、日本の将来のためでもあることがわかりました。
- ODAの活動がその時のものだけではなく、今後の親日に繋がるというのは新しい学びでした。ODAは海外を助けるイメージが強かったのですが、その後の日本を守るためでもあるということが大きな学びでした。
- 講座を受ける前は、日本にも解決しなくてはいけない問題があり、それを解決することが第一だと考えていたので、あまりODAについて興味がありませんでした。しかし、ODAはこれからの日本の将来も考えて行なっていること、豊かな国だからではなく、戦後助けてもらったことへの恩返しであると知り、ODAはとても重要で温かい取組みなのだと気づきました。助けてあげるのではなく、助け合うということが大切だと思いました。
- ODAの重要さを知りました。また、日本はただ開発途上国を助けるのではなく、自分たちの技術を教えて、長い目で自立できるようにするための手助けだと知り、素晴らしいと感じました。
- 授業であまり触れられなかったODAについて知ることができ新鮮な授業でした。ブータンやカンボジアなどの国々とのつながりの具体例と絡めながらODAの紹介をしてくださったので、難しい言葉もすんなりと頭に入ってきました。