ODA(政府開発援助)

第433回ODA出前講座 開催報告
フェリス女学院大学

令和元年8月14日

 2019年7月4日,フェリス女学院大学にて,国際協力局国別開発協力第二課の植田首席事務官が,ODA出前講座を実施しました。今回は,国際交流学部国際交流学科の2,3年生を中心とした約120名を対象に「ODA総論」をテーマにした講義を行いました。

  • (写真1)国際協力局国別開発協力第二課の植田首席事務官が,ODA出前講座を実施しました
  • (写真2)「ODA総論」をテーマにした講義を行いました

参加者からの感想(抜粋)

  • 日本の開発協力において,人間の安全保障という視点を新たに意識した。
  • 開発協力と一言で言っても,様々なアプローチがあることがわかった。支援する国によって方法が変わると思うし,正解はないのだと感じた。
  • ODAの活動は,ただインフラを整備するということだけでなく,現地の人たちが自分たちで,自力で生活ができるよう教授することに重きを置いていることがわかった。
  • 日本などの先進国が開発途上国に援助する理由は何であるのか,また必要なことなのかと思っていたが,日本も先進国になるまでに外国の支援があってこそのことだから,ODAは必要な活動だと意識が変わった。
  • ODAが東日本大震災に関わっていたことを知らなかった。ODAによって信頼を築いてきた日本だからこそ,世界の254の国,地域,国際機関から助けてもらえるということは非常に嬉しいことだと感じた。
  • 日本のODAは,その国をより良くするための支援であること,その国の人材を育てることであると学んだ。ただのプロジェクトではなく日本のノウハウを教えることでお互いに高め合える行為だと思った。
  • 多くの有償資金協力をしていたことは知らなかった。そして,アフリカの支援ばかりだと思っていたが,思っていたよりアジアの支援が行われていて驚いた。
  • 幅広い取り組みがされている点,女性への取り組みも行われていることには驚いた。
  • ODA開発途上国に進出した日本企業にとっても生産性が上がって良いとわかった。
  • ただお金を提供するだけでなく,人材の派遣により子どもたちに「体育」を教えるなど教育面においても助けることができるのだと思った。
  • 開発協力を行うために,国だけでなく民間と協力して開発途上国を支援していることがわかった。
  • 将来のことを考えるうえで今回の講義内容を思い出し,自分は何をしたいのか考え直したい。
  • ODAは社会人になり入社した会社を通じて参加できるものだと思っていたが,大学からでも参加・協力できると知り,自分の大学でも協力できる術があるか調べてみようと思った。
  • 海外支援をすることは,世界での日本の立場を維持あるいは向上させるために必要であると思うが,日本国内にも支援して欲しいと思った。
  • 日本は借金があり,社会保障や社会福祉に回すお金のことが問題になっているが,この援助関係は続けられるよう,ODA予算はあまり減らせないと感じた。
  • 今の時点では,日本は資金面で協力できていないところもあるが,各国が協力して,人材派遣,資金面でも開発途上国の人々のために,援助ができるようになっていくべきだと思った。
  • ODAの活動には,国民の税金が使われていることで国民からあまり支持されていない,理解されていない印象が持たれていると思う。これは日本がODAの活動を拡大できない,国際目標値を達成できないという課題へつながっているのではないかと考えた。
  • 東日本大震災の際,ジブチを始め多くの国から義援金があったということや,ジブチの大統領主催の「日本国民との連帯の1日」というセレモニーの話を聞き,日本の震災に遠い国の人々が心を痛めそういう支援をくださっていたという事実に心が温かくなった。
  • ODAによる外国との外交関係についてもっとニュースなどで取り上げてもらえたらいいなと思った。