ODA(政府開発援助)
第436回ODA出前講座 開催報告
成城学園高等学校
令和元年9月12日
2019年7月12日,成城学園高等学校にて,国際協力局国別開発協力第一課の町山敦美研究調査員が,ODA出前講座を実施しました。今回は,同校の主催するアジア海外研修で夏休みにマレーシアに赴く予定の高校生参加者38名を対象に「マレーシアに対する日本のODA協力」をテーマにした講義を行いました。


参加者からの感想(抜粋)
- ODAの存在も知らず,そんなこと考えたことなかったため,いい機会になった。日本は他の国に頼られていて,日本も他の国を頼っているとわかった。
- 日本が世界の役に立とうとしていることを知り,嬉しくなった。
- 世界は持ちつ持たれつの関係で成り立っているのだということを知ることができた。
- 日本が外国へ資金や技術などの支援をしていることと,諸外国との長年にわたる関係性がとても深いことに驚いた。ODAは自分の生活にはあまり関係が無いと思っていたが,今回の講義を聴いてもっと深い部分で日本は主にアジア諸国や他国と繋がっていて,普段の生活の根底にはODAの繋がりもあるとわかった。
- ODAマンの動画の中で,日本は海外からたくさん支援を受けて戦争や震災から立ち直ってきたから,他の国にも支援をして恩返しをするのは当然だという考え方を聞き,今までわからなかった日本が他の国に支援をする理由がとてもよくわかった。
- 他国同士で協力するということは,とても大事で,何か起こったときに対応してくれる保険の様なものになるので,良い政策だと思った。
- ODAをもっと知りたいと思い,家で調べ,アニメの続きを見た。講義を受ける前と後では,ODAに対する意識がとても変化し,日常で考えるようになった。
- 自分でももっとODAに関して学んでいきたい!
- 日本が他国に与える影響を知り,考え,自分たちも積極的に意見を出せる様な責任感のある高校生になりたい。
- ODAによってその国の人が助かったり生活が便利になったりすることは嬉しいことだし,それが世界平和に繋がるのであればもっと活発に活動して欲しいと思った。
- 難しいところはキャラクターの動画を使っての説明があってとても良かった。普段,ガイドブックやインターネットで調べるよりも,直接外務省で働いている方に話を聞けてよく学べた。
- 最初に「鷹の爪団のODAマン」の動画を見せてもらったため,内容がすんなり入ってきた。