ODA(政府開発援助)

平成31年1月8日

 2018年11月20日,津田塾大学で,国際協力局国別開発協力第三課の林田課長補佐を講師として,ODA出前講座を実施しました。今回は,同大学の国際関係学科学生2~4年生を中心とした150名を対象に「ODA総論 日本の役割,アフリカと東南アジアへの援助の概要と傾向」をテーマに講義を行いました。

(写真1)国際協力局国別開発協力第三課の林田課長補佐を講師として講義を行いました
(写真2)「ODA総論 日本の役割,アフリカと東南アジアへの援助の概要と傾向」というテーマで講義を行いました

参加者からの感想(抜粋)

  • ODAの成立や歴史,ODAの種類,日本はODAとどう向き合ってきたのか,そしてこれからどのようにODAの内容を変えていくべきなのか理解することができた。
  • ODAについて教えてもらい,世界はつながっているのだなと改めて思った。普段,旅行や芸能人情報などをきっかけに海外に目を向けることが多いが,国際協力の内容を知り,そういう面で世界がつながっているのが素敵だと思った。
  • ODAが行っていることは,単純に外国に対する一方的な支援ということではなく,外交をより良いものへと変化させていくためのツールであるということを,初めて知った。
  • 自立が難しい国を国際的に支援していくという働きは,SDGsにあるように,誰一人取り残さないという目標につながっていく非常に重要なものだと思った。
  • 具体的な数値や国名を出していただいたことによって,話を聞きながら自分の習ったことを関連づけて考えることができて良かった。
  • 日本のODAの貢献度が高いことは知っていたが,こんなに高いとは知らなかった。
  • 日本以外の国のODAにおける援助も同時に見ることで,日本の援助の現状を知ることができた。
  • アフリカへの支援が思ったより多く,本当に様々な国の支援をしているのだと思った。
  • ODAの目的は,国際社会の平和と安定に貢献することだけでなく,天然資源の乏しい日本が他国とのより良い関係を築いていくためでもあるとわかった。
  • 援助と聞いても,各国でどのような違いがあるのかわからなかったが,国に合わせて援助をしており,援助の形は多様だと感じた。
  • 日本で何か災害があった場合は,他国が助けてくれる。この背景として,ODAのような事業が他国と良好な関係を築いているからであると知った。
  • 質の高い支援というのが日本らしいなと思った。
  • インフラがメインだと思っていたが,「女性」にも援助がされていたり,アクターとして地方自治体が関わっていたりすることを知らなかった。
  • 開発途上国の全ての問題に先進国が関わることは,開発途上国の解決能力向上を阻害し,依存する可能性があるため,全てを支援する必要はないと考える。生きていくために必要な水・衛生問題など先進国の技術が必要なものや教育が必要なものには積極的に介入していく必要があると感じた。
  • 20代にしかできないことをやろうという話を聞き,少しでも自分に何かできることはないか考えていこうと思った。
  • 将来的に,開発協力に関わる仕事,活動をすることも視野に入るようになった気がする。
  • 大好きな「鷹の爪団」とODAの広報資料がコラボしてくれて嬉しかった。
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