ODA(政府開発援助)
第402回ODA出前講座 開催報告
淑徳巣鴨中学高等学校
平成30年8月22日
2018年7月12日,東京の淑徳巣鴨中学高等学校で,国際協力局政策課の平井主査を講師として,ODA出前講座を実施しました。今回は,同校の自由講座の一環として,中学1年生から3年生まで,希望参加者74名を対象に,「中学生が学ぶ初めてのODA」というテーマで講義を行いました。


参加者からの感想(抜粋)
- 今回のODA出前講座を受けて,外務省が何をしているのかがわかり,ODA活動への関心がとても深まった。データやグラフでの推移がしっかり示されているのが特によかった。
- ODAについてよくわかった。食料すら得られない人々,学校も行けない人々,200円以下しか持っていない人のために,自分ができることをしていきたい。
- 日本は,思っていた以上の支援を世界中にしていることを知り,とても驚いた。日本を信頼してくれる国々があるということは,支援を行った日本人の努力が多くあったのだろうとこの講座を聴いて感じた。私にもできることがあれば,やっていきたいと思った。
- 外国は楽しい,面白そうなどとしたイメージしかなかったけれど,これだけ難民の人たちがいるのを知って,今自分が幸せな環境にいるという自覚をもって,水を節約する,募金をするなど協力したいと思った。
- ただ支援を行うのではなく,日本の将来のためだということを知らなかった。
- 日本の技術が世界で役立っていることがよくわかった。
- 昔日本が助けられていたからこそ,今度は日本が世界を助けることは,とても良いことだと思う。
- 日本は輸入に頼っているので,外国との交流や関係を良くしておくことは,外国にとっても日本にとっても,良いことだと思う。
- 国外への支援も大切だが,国内の復興も必要になると思う。日本は災害が多いため,まずは国内の経済や生活を整えるべきだと思う。
- 海外には,暮らしが不自由な人がいることを知って,私も水を大切にしたり,授業を受け,食事ができていることを当たり前だと思わずに感謝できるようにしようと思った。
- 「命をつなげる日本の支援」について知ったおかげで,私は将来のことについて考え始め,心が動き始めた。
- 講義を聴き,将来やりたいことが変わった。恵まれない国,人たちの手伝いをしたいと思った。
- 日本と世界は支え合っていると思った。自分も何かできると思うので,活動してみたい。
- 小さなことでも人が救われるということがわかり,勉強になった。
- 将来外国関係の仕事に就職したいと考えていたので,ODAに携わるという道も1つの視野に入れていこうと思った。
- 「貧しい人たちがいるんだな」から,今は「貧しい人たちがいるから,自分はどうすればいいか?」と考えるようになった。