ODA(政府開発援助)

平成30年1月26日

 2017年11月10日(金曜日),国際協力局緊急・人道支援課の小暮課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の1年生103名を対象に「外交官の仕事 日本の国際協力」というテーマで講義を行いました。

講義概要:外交官の仕事 日本の国際協力

(写真1)国際協力局緊急・人道支援課の小暮課長補佐を講師として講義を行いました。
(写真2)今回の出前講座では,「外交官の仕事 日本の国際協力」というテーマで講義を行いました。

参加者からの感想(抜粋)

  • 日本は援助を受ける側とする側の両方を経験しているので,何が開発途上国に必要なのか寄り添った支援をしていて,多くの開発途上国から信頼されていることを知り,同じ日本人として嬉しくなった。
  • 高校生には何もできないと思っていたが,「知ることが大切」という言葉を聞いて,今できることを知れた。
  • 日本の支援によって開発途上国に地下鉄をつくったり,その国の産業を大きく支えたりと,私が想像していたよりもはるかに大きな影響力があることを知れて,ODAに関する意識が変わった。
  • 国際協力を行うことが,国際関係を良くし,国際的な地位を高めることにつながり,それが日本にも返ってくると聞いて,「情けは人の為ならず」だなと思い,自分にできることをもっと探してみようと思えた。
  • 一番興味を持ったのは難民のことで,日本が様々な取組をして難民を助けていることを知り,自分は今世界で何が起きているのか全然知らないんだなと思い,少し恥ずかしくなった。
  • お金を貸すだけではいつかそのお金は尽きてしまうけれど,技術や稼ぎ方,知恵を貸すことは根本的な解決につながるので良いことだと思った。
  • これまで日本が開発途上国に資金協力や技術協力をする理由を明確に理解していなかったが,日本も戦後色々な国や世界銀行に支援してもらったように,今返しているのだなと思い,驚かされた。
  • 日本と外国をつなぐ仕事の中身を知ることができて良かった。日本は支援を受ける側からする側になって,開発途上国を支援し貢献していると聞いて誇りに思った。
  • 今まで自分がとても平和な状況に置かれていたことに気づいていなかったが,世界では思っていた以上に様々なことが起きていて,もっと知って理解して,これらの問題にちゃんと向き合うことが大切だと思った。
  • 外交官は,英語はもちろん,たくさんの外国語を学ぶ必要があって大変そうだと思ったが,それ以上にコミュニケーション能力や人間性が大事だと学んだ。国際社会における日本の立場は重要であり,自分たちにも協力できることがあるのだと知ることができた。
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