ODA(政府開発援助)
ジョソール県における非感染性疾患リスク低減のための病院内相談室強化事業(第1年次)
(Project on Strengthening Counseling Corner (in NCD Corner) for Reducing Risk due to Non-Communicable Diseases in Jessore District (Phase 1))
令和4年11月30日

プロジェクトの概要
- 国名:
- バングラデシュ人民共和国
- 事業期間:
- 2019年3月15日~2020年3月14日
- 分野:
- 医療・保健
- 実施団体:
バングラデシュでは糖尿病、高血圧などの非感染性疾患(以下「NCD」とする)が増えているが、政府によるNCDのための医療サービスは乏しく、NCDの治療により貧困化するケースを散見する。政府は非感染性疾患の予防と管理を強化するため、診断、治療、相談等を行えるよう、全国の郡病院にNCDコーナーを設置する方針を示している。本事業では、NCDコーナーに期待される機能のうち、予防啓発、生活指導、相談、フォローアップ支援、データ管理など(医療サービスを除く)社会的サービスの機能の強化を通じ、保健医療の網から落ちてしまいやすいNCD患者の保健ケアへのアクセスを改善することを目指して実施する。対象地域は、ジョソール県内の4郡でいずれもNCD対策が行き届かず、生活習慣、飲料水砒素汚染などのNCDリスクを抱えた地域である。本事業は、バングラデシュ政府の保健サービス局と連携して実施し、事業成果はバングラデシュ政府の今後のNCD対策に反映される予定である。
プロジェクトの進捗
事業の開始前


事業の完了時(第1年次)

