ODA(政府開発援助)

Work on Explosive Remnants of War (ERW) in the Republic of Palau (Phase 1)
令和3年8月20日
(写真1)水中での作業の様子 ヘルメットレック爆雷揚収作業

プロジェクトの概要

国名:
パラオ共和国
事業期間:
2019年3月3日~2020年3月2日
分野:
地雷・不発弾
実施団体:

 パラオでは、第二次大戦中の不発弾、遺棄弾等の爆発性戦争残存物(以下、ERW)が依然多数残存している。本事業地のコロール州海域及び首都所在の本島であるバベルダオブ島、ペリリュー島においては、依然多数のERWが処理されないまま陸上と海中に残存し、国民や観光客の安全を脅かしている。最大の産業である観光業を支える同国海域の環境保全、海底ケーブル敷設や漁業関連施設の建設等にも重大な支障となっている。 本団体の過去の事業過程で、ノルウェーの地雷処理NGO「NPA」と共同でERWを安全に処理(焼却・爆破)できる体制を構築できたことから、本事業ではパラオ随一の観光ダイビングスポットであるヘルメットレックの更なる安全化のための爆雷等の処理及びそれらの作業に関わる環境レンジャー隊員への教育を実施し、パラオ政府の自律的なERW処理への取り組みを支援し、パラオ内のインフラ整備に伴うERW探査・処理の推進に貢献する。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

(写真2)水中での魚雷計測の様子 魚雷計測
(写真3)水中での計測及び調査の様子 遺棄砲弾の計測及び調査

事業の完了時(第1年次)

(写真4)水上での魚雷揚収の様子 魚雷の揚収
(写真5)揚陸作業の様子 遺棄砲弾の揚陸作業
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