ODA(政府開発援助)
パレスチナ自治区の理科初等教育改善事業(第1年次)
(Improvement of Science Education at the Primary Schools in Palestine)
                        令和6年1月29日
                        
                    
                                
                                科学館を訪問、理科教育専攻生徒が解説
                        プロジェクトの概要
- 国名:
 - パレスチナ自治区
 - 事業期間:
 - 2018年8月24日~2019年10月23日
 - 分野:
 - 教育・人づくり
 - 実施団体:
 
 パレスチナは初等教育における児童の学習内容の定着に大きな課題を抱えている。教育カリキュラムの改訂が進められ、理科においては実験を通じた児童中心型学習が強調されるなど、教育の質的向上のための対策が進められているものの、研修をはじめとした教員のサポート体制や資機材などが不足しており、学校教育現場では新方針に対応することができていない。
	 本事業では理科に焦点を当て、理科室の修繕や資機材の提供と、実験や児童中心型の指導法を実践できる理科教員の育成、教員を支援する校長の能力強化や教材開発といった教員の指導環境の改善とを組み合わせ、小学校における理科教育の質的向上に取り組む。現地教育省や地元コミュニティと連携をしながら、パレスチナの脆弱地域の小学生が実験・観察を通して主体的に理科学習に取り組むことのできる授業づくりを行い、中長期的には地域の5・6年生の理科における学習成績の向上に貢献していくことを目指す。
プロジェクトの進捗
事業の開始前
                                
                                天体(月・太陽)に興味が沸く様に贈与
                        
                                
                                築60年以上の建物を修繕、設備を一新
                        事業の完了時(第1年次)
                                
                                グループで実験、結果を児童の前で発表
                        
                                
                                地場産業の学習で、化学薬品工場を見学
                        


