ODA(政府開発援助)
エルメラ県における包括的地域保健サービスと家庭医制度を通じた地域保健ボランティア育成向上事業(第3年次)
(Enhance Community Health Workers’ (CHW/PSF) activity through SISCa and KSP in Ermera district.(Phase 3))
令和6年1月9日

プロジェクトの概要
- 国名:
- 東ティモール
- 事業期間:
- 2019年2月7日~2020年2月6日
- 分野:
- 医療・保健
- 実施団体:
東ティモール民主共和国では独立紛争後から医療施設の建設、医療者の育成、地域医療の拡大など着々と医療再建を果たしてきた。しかし地理的問題や住民の健康意識の低さから依然として医療アクセスが低く、新しい国の復興過程の中、既存の医療政策や医療システムが有効に機能しておらず、住民の健康状態は東南アジアの中でも低い水準を推移する。特に山岳地のエルメラ県ではその傾向がさらに強い。本事業ではこれらの問題に対し、国の政策である家庭医制度とSISCa制度を通し、住民の健康向上のため「健康促進」、「住民の医療サービスへの参画」、「医療の質の向上」、「PSF活動の維持」の4つの支援を重点分野とし、PSF育成と質の向上、地域保健医療サービス体制の整備、他部門の協力体制の強化、アドボカシー活動を行っていく。
プロジェクトの進捗
事業の開始前


事業の完了時(第3年次)

