ODA(政府開発援助)
ルワンダ国の農村の貧困削減と自律的な発展に向けた農道整備体制の確立(第1年次)
(Establishment of the system for the rural poverty alleviation and autonomous development in Rwanda. (Phase 1))
令和7年2月28日

プロジェクトの概要
- 国名:
- ルワンダ
- 事業期間:
- 2021年3月16日~2022年3月15日
- 分野:
- 通信・運輸
- 実施団体:
ルワンダ共和国(以下、ル国)では、丘陵的な地形や雨季の激しい雨のため、農村部の地山状態の道路の状況は劣悪となる。そのため、地域住民の学校や医療設備、市場などの社会・経済インフラへのアクセスが制限され、農村部における貧困の一因となっている。
農村の社会経済活動の活性化に向け、ル国は地域住民を巻き込んだ労働集約型の整備手法による農道事業を行い、非農業分野の雇用の創出と農道の通年通行性を向上させる政策を実施している。しかし、参加住民は道路整備の技能を持たないため、施工後の道路の品質が低く十分な成果を出せていない。
本申請事業では、ル国の中央から地方に至る道路整備・雇用創出・職業訓練を担当する機関が連携し、継続的に国内全土において、土のう工法を含む労働集約型未舗装道路整備手法を地域住民が身に付けることができるようにする。そして、技能を身に付けた住民が現行の道路整備政策により実施される事業に参画することで、農道の通年通行性が向上し農村の貧困削減に貢献する。
プロジェクトの進捗
事業の開始前


事業の完了時(第1年次)

