ODA(政府開発援助)

令和6年10月4日
GLOBAL FESTA JAPAN 2024 国際協力70周年 OFFICIAL DEVELOPMENT ASSISTANCE Japan 屋内 屋外 グローバルフェスタJAPAN 2024 国際協力70周年、ともに未来へ

「国際協力70年、ともに未来へ」をテーマに
屋内・屋外会場での開催とオンライン視聴を両立

 9月28日(土曜日)及び29日(日曜日)にグローバルフェスタJAPAN2024が新宿住友ビル三角広場及び新宿中央公園ファンモアタイムひろば(水の広場)(東京都新宿区)で開催されました(外務省、国際協力機構(JICA)及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)共催)。昨年に引き続き、対面形式とオンライン形式を両立したハイブリッド形式で開催しました。

 1954年に日本が政府開発援助(ODA)を開始してから70年の節目の年を迎えた今年、33回目となる今回のテーマは、“国際協力70年、ともに未来へ”。国際協力に携わる様々な団体(NGO、NPO、国際機関、企業、大学等)や在京大使館など約200団体によるブース展示を始め、多彩なゲストが登壇するステージプログラムや体験ワークショップ、様々な国の食事が楽しめる飲食・物販ブース等、楽しくわかりやすいコンテンツを通じて国際協力に触れる機会となりました。昨年を大きく上回る盛況であり、2日間の合計でリアル(屋内会場及び屋外会場)・オンライン全体で推計約7.4万人(うちリアルは約4.9万人)のご来場・ご視聴をいただきました。

オープニングセレモニー

穂坂泰外務大臣政務官による
オープニングセレモニーでの挨拶
オープニングセレモニーの様子

 イベントの冒頭のオープニングセレモニーでは、上川陽子外務大臣の国際協力70周年ビデオメッセージの後、穂坂泰外務大臣政務官が共催者を代表し開会挨拶を行いました。穂坂政務官からは、今年は1954年に日本がODAを開始してから70年目を迎えること、様々な危機が複合化する中、地域の安定やグローバルな課題へ対応するODAは国際社会の平和と安定に寄与しているだけでなく、私たち日本人ひとりひとりの安心した暮らしを守ることにもつながっていること、そして、ODAは日本人が国外でも一層活躍していく土台を作り、世界と日本をつないでいく大切なツールであること等を述べました。(全文(PDF)別ウィンドウで開く

 オープニングセレモニーでは、DJ KOOさんや、お笑いコンビの「蛙亭」、外務省のODA広報キャラクターの「ODAマン」、パスポート・イメージキャラクターの「パスポくん」、出入国在留管理庁のマスコットの「イミグー」が登場し、70周年アニバーサリースペシャルライブや国際協力70周年クイズを行い、ステージを盛り上げました。

DJ KOOさん
蛙亭、ダンサーさん
オープニングを盛り上げるDJ KOOとお笑いコンビの蛙亭、ゆるキャラたち
ODAマン
ODAクイズに挑戦したDJ KOOと蛙亭、解説するODAマン

外務省フォトコンテスト授賞式

 オープニングセレモニーに引き続き行われた、「みんなが輝く世界 for the First Step!」をテーマとした外務省フォトコンテスト授賞式では、350点を超える応募作品の中から厳正な審査を経て最優秀賞1点、優秀賞1点、特別賞1点、入賞6点、いいね賞1点を決定しました。石月英雄外務省国際協力局長が審査委員長代理として最優秀作品等を表彰するとともに、各受賞者から作品の背景や関連する活動について説明をいただき、協賛各社よりそれぞれ賞品が贈られました。また、審査委員長を務めた小渕優子JICA議員連盟会長からいただいた受賞作品へのコメントも紹介されました。

<副賞>
最優秀作品:
ライカカメラジャパン株式会社よりコンパクトデジタルカメラ「ライカトリノビット8x40」
優秀作品賞:
富士フィルムイメージングシステムズ株式会社よりハイブリットインスタントカメラ「instax mini Evo
特別賞:
株式会社レクリッド「MiNiPiC」

 会場では応募いただいた写真を抜粋して展示も行いました。

最優秀賞
外務省フォトコンテスト授賞式
外務省フォトコンテスト展示ブース

外務省企画プログラム

『共に創る、ODA!オファー型協力ってなあに?』ODAマンステージ

 日本の様々な強みを生かし積極的に提案する「オファー型協力」について、「連帯と共創」をキーワードに、ODAマンと外務省松浦国際協力局開発協力連携室長がわかりやすく解説し、タレントの竹内朱莉さん、森戸知沙希さんがお二人の経験談などを交え、観客・視聴者の関心を集めました。また、オファー型協力のアクターとして、北九州市上下水道局がカンボジア・プノンペンで取り組まれた水道整備事業の経験を紹介しました。

オファー型協力の説明をするODAマンとゲストの竹内さん
ゲストの森戸さん
これまでの取り組みを紹介する
北九州市上下水道局の廣渡係長
外務省 国際協力局
開発協力連携室松浦室長

日本全国各地発!中小企業のODA FROGMAN、ODAの“地方の主役”と語らう

ゲストの竹内さん
ゲストの森戸さん

 中小企業の海外展開に向けたODAの活用をテーマに、企業関係者からJICA民間連携事業の事例を紹介しました。「ODAマン」の生みの親であるFROGMANさんが、地域活性化への思いとともに、海外でのODAプロジェクトに賭けた思いを企業経営者にインタビュー。タレントの竹内朱莉さん、森戸知沙希さんも一緒に、ODA活用の理由、事業における困難や反響などこれまでの経験・知見を共有するとともに、各企業の強みを生かした海外展開とODAの活用などに関するお話しをうかがいました。

会場のお客さんとODAポーズ

えっ!?この料理にもODA?身近な食材で学ぶ国際協力!

得意のラップを披露するジョイマンの高木さん
大盛りの竜田揚げを食べるジョイマンの池谷さん

 クイズを通じて、私たちが普段食べている身近な食材にもODAが深く関係していることを紹介しました。ゲストのJuice=Juice段原瑠々さん、工藤由愛さん、お笑いコンビの「ジョイマン」お二人が会場を盛り上げ、農林水産省YouTuber(ばずまふ)の松沢伸さんに、ODAによる各国への支援が日本の安定的な食材の確保にも繋がっていることを解説いただきました。

クイズが全問正解だったJuice=Juiceの段原さん
大好きなたこに関するお話しをするJuice=Juiceの工藤さん
解説の農林水産省YouTuber 松沢さん

世界をつなぐ平和への願い 地雷除去支援でミライを紡ぐ

登壇者集合写真
防具の着用をするココリコ・田中さん

 カンボジアでの地雷除去と復興支援の最前線で活躍するコマツと日本地雷処理を支援する会(JMAS)職員の方々に、現地での具体的な活動内容をお話しいただきました。ドラマ「ファーストステップ3」にもJMAS職員役で出演いただいたココリコの田中直樹さんをゲストに迎え、実際に防具を着用し、地雷探知機を持ち、現場で活動する方の装備を体験いただきました。また、クイズセッションや会場参加者とオンライン視聴者からの質疑応答が行われました。

屋内会場の様子
大使館ブース

 この他のプログラムとして、外務省国際機関人事センターによる国際機関キャリアセミナーや、外務省国際協力局NGO協力推進室とNGO団体等による、出展NGOへのインタビュー、外務省NGO相談員制度の紹介をオンライン中継しました。

屋外会場の様子
ワークショップスペースの様子
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