ODA(政府開発援助)

グローバルフェスタJAPAN2015 写真展
「みんなで世界をHAPPYに! しあわせづくりの現場から」開催報告

平成27年10月16日

 「グローバルフェスタJAPAN2015」における写真展「みんなで世界をHAPPYに! しあわせづくりの現場から」には,多く作品のご応募,また当日ご来場を頂き,誠にありがとうございました。

 グローバルフェスタ会場内の写真展ブースでは,ご応募いただいた作品の中からグローバルフェスタJAPAN2015実行委員会によって選出された,世界各地における日本の国際協力活動の様子やそこで活躍している日本人を写した写真や開発途上国での日本人と現地の人々のふれあいの様子などを写した116点の作品が展示され,来場者の方々は興味深く作品を御覧になっていました。

 なお,個人部門とNGO部門でご応募頂いた作品の中から,最優秀賞及び優秀賞に選出された6作品については,10月3日(土曜日)のグローバルフェスタのオープニングセレモニーの際に表彰式が行われ,実行委員会を代表して,外務省石兼国際協力局長から賞状の授与と,協力企業であるオリンパス(株)の田中コンプライアンス本部長 兼 CSR本部長から副賞(最優秀賞:コンパクトデジタルカメラ(Stylus TG-4 Tough),優秀賞:ICレコーダー(V-821))の贈呈がありました。

写真展ブースの様子

  • 写真1
  • 写真2

表彰作品

最優秀賞(個人部門)

  • 写真3
作品名
:「母なる大地に小さな生命を」
受賞者
:遠藤 由貴 様
撮影地
:エクアドル共和国
撮影時期
:2015年4月撮影
写真について:
 大自然は子どもの遊び場。動物も植物もみんな友達。そんな母なる大地に新しい生命を宿すためのお手伝い。
 農林省からもらったという木の苗を友達家族と一緒に植えました。何日かに分けて植えましたが,合計数百本に上ります。道が悪いので,目的地までは車を下りて徒歩で30分ちょっとかかりました。
 自然を破壊するのは人間。でも自然を再生するのも人間の役目です。こうやって,動物も虫も植物も人間も,全ての生き物が共存できる環境を守っていくことの素晴らしさを改めて実感しました。この日植えた木が大きくなるまで15年かかるらしいので,森になる頃にまた戻って来られたらと思いました。素敵な休日に感謝。

最優秀賞(NGO部門)

  • 写真4
作品名
:「Shall we dance?」
受賞者
:認定NPO法人 テラ・ルネッサンス 様
撮影地
:ブルンジ共和国 ムランビヤ県キガンダ郡キガンダ準郡カネグワ村
撮影時期
:2014年8月撮影
写真について:
 国や文化が違っても,恥も先入観も捨てて,自らが動き,分かり合うこと。そこから国際協力の一歩が始まる。
 世界で2番目に貧しい国と呼ばれるブルンジ。しかし,所得の数字では表せられない心の豊かさを現地では実感します。テラ・ルネッサンスが活動する自立支援センターの開所式を控え,ブルンジの人々のエネルギー溢れる,歓迎のダンスに,心も体も動かされました。
 文化が違っても,言葉が通じなくても心は通じ合える。そのためには,まずは自分が動くこと。知らずに持っていた羞恥心や,先入観を捨てて,自分自身の壁(バリア)をなくすこと。つまり,心のバリアフリー。そこから,初めて,お互いの幸せづくりがスタートするのだと思います。

優秀賞(個人部門(1))

  • 写真5
作品名
:「なに書いてるの?」
受賞者
:安西 るり子 様
撮影地
:モロッコ王国 エルラシディア
撮影時期
:2014年11月撮影
写真について:
 国籍が違っても,言葉がうまく通じなくても、こちらの『想い』はちゃんと,子どもたちに伝わっています。
 彼はダウン症の男の子。これは学校の休み時間に他の子への宿題を作っていた時の一コマです。彼も自分への宿題を書いて欲しくて,いつもこうやって私が書いている時にはのぞき込んでくるのです。真剣な顔がとても可愛いです。

優秀賞(個人部門(2))

  • 写真6
作品名
:「抜けたー!!」
受賞者
:田中 愛子 様
撮影地
:エクアドル共和国 チンボラソ県リオバンバ市
撮影時期
:2015年2月撮影
写真について:
 「うんとこしょ。どっこいしょ。」草抜きが大好きなアンディ。おいしいキヌアを引抜いて尻餅ついて大笑い!
 職種/障害児・者支援でエクアドルの特別支援学校で活動中のJICAボランティアです。滋賀県の出身で毎年ワン・ワールド・フェスティバルでボランティアさせてもらっていました。今回,JICAエクアドル事務所の方から案内を頂き,とても懐かしく思い応募させていただくことにしました。
 写真は,配属先での活動の様子で,肢体不自由の子ども達と休み時間に遊んでいるところです。日本と違い,学校でほとんど車椅子から降りて身体を動かす機会のないエクアドルの子ども達ですが,私が通りかかると「あいこ!あそぼー!歩きたいよー!おろしてー!」と元気いっぱい声をかけてくれます。

優秀賞(NGO部門(1))

  • 写真7
作品名
:「甘えたくて」
受賞者
:認定NPO法人 国境なき子どもたち 様
撮影地
:バングラデシュ人民共和国 ダッカ
撮影時期
:2014年11月撮影
写真について:
 センターにいるときはいつも甘えれてくる少年。しかしセンターの外には厳しい路上生活が待っている。
 この地域にいくつもあるセンターの中から,毎日40~50人の子どもたちがこのドロップインセンターに通ってくる。彼らがこのセンターに来る理由は「どんなときでもスタッフがかまってくれるから」だと口をそろえて言う。そして,「ご飯もおいしい」のだとか。スタッフの愛情とご飯の味は比例しているのかもしれない。

NGO部門(2)

  • 写真8
作品名
:「瓦礫の中に咲いた笑顔の花」
受賞者
:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 様
撮影地
:ネパール連邦民主共和国 ヌワコット郡
撮影時期
:2015年8月撮影
写真について:
 ネパール地震の支援活動を行っています。被災地で見たのは,女性にとってテントでの避難生活は決して安全とは言えないことです。非識字者の多い僻地地域では,生活再建に向けての相談施設のニーズが高いものの,ネパールの社会文化上,女性や子どもが直面している課題が男性から発せられることは少ないのが現状です。
 特に子どもを抱えた女性や少女へは,駆け込み寺的な施設が求められています。夜半,安心して過ごせる為の場所や暴力等から避難できる場所,今後の生活再建をどうしていけばよいかわからない女性への相談業務の開設が必要です。地方では特に女性の非識字率が高いほか,ネパール語をまともに話すことができない女性も多く,そういった女性へのサポートも必要とされています。そこで生活の相談も受けられるシェルターの建設を行なっています。女性たちが社会から零れ落ちてしまわないように今後もサポートをしていきたいです。