ODA(政府開発援助)
グローバルフェスタJAPAN2018
外務省写真展「わたしたちのAction」開催報告
平成30年10月10日
9月29日(土曜日)に開催された「グローバルフェスタJAPAN2018」における外務省写真展「わたしたちのAction」に,多くの作品をご応募いただき,また,当日もご来場いただき,誠にありがとうございました。
外務省写真展では,皆様にご応募いただいた231点の作品から,グローバルフェスタJAPAN2018実行委員会によって選出した93点を展示しました。
特に優秀な作品として認められた4作品は,オープニングセレモニーの写真展表彰式にて表彰され,実行員会を代表して,堀井巌外務大臣政務官(肩書は当時)から表彰状の授与と,協賛企業であるオリンパス株式会社の執行役員北村正仁CSR本部長から副賞(最優秀賞:ミラーレス一眼カメラ(OM-D E-M10 Mark III),優秀賞・いいね!賞:双眼鏡(Trip light 10×21 RC II))の贈呈がありました。
ご応募いただいた貴重な作品は,今後,当省による広報に利用させていただきます。

午後からは,外務省になんとなく任命されたあのODAマンも,初公開の着ぐるみ姿で写真展に遊びに来てくれました!
雨の中の開催となりましたが,大いに盛り上がりました。
外務省写真展の様子



(ODAの“O”でキメポーズ)

表彰作品
最優秀賞

- 【応募者】
- ホープ・インターナショナル開発機構 近藤 史門
- 【タイトル】
- 僕たちの村に水が届いた日
- 【作品キャプション】
- 撮影したのは私が駐在しているエチオピア南部クタ郡の村。水道のなかったこの村で日本NGO連携無償資金協力による水供給事業が始まったのは昨年11月。残念ながら写真に“声”は記録されませんが,水が届いた日の喜びの声が,その笑顔とキラキラと輝く瞳を見るたびに思い出されます。水が使えるようになった今,建設を行ったNPOに代わり,これからは村人たちが“アクター”となってこの水を村人全員で守って行きます。
優秀賞

- 【応募者】
- 安村 大樹
- 【タイトル】
- みんなで理科実験
- 【作品キャプション】
- ウガンダで活躍するボランティアが,理科の実験をしました。
視覚教材の少ないウガンダで,とても刺激的な時間でした。
優秀賞

- 【応募者】
- 特定非営利活動法人AMDA社会開発機構
- 【タイトル】
- お笑い手洗い
- 【作品キャプション】
- 小学校での衛生啓発キャンペーンでの一コマ。スタッフが正しい手の洗い方をデモンストレーションしています。「指,指の間,手のひらに,手の甲。ちゃんと忘れないで洗ってね。あ,手首を洗うのを忘れちゃった!先生失格だなー!」ジョークも交えたデモンストレーションに子どもたちも大うけ。実は,お笑いって国際協力の重要な要素。お笑いの要素があった方が,子どもたちの記憶に残りやすいんです。
いいね!賞
((注)最もいいね!投票が多かった作品に贈られる賞)

- 【応募者】
- 一般社団法人ボランティアプラットフォーム
- 【タイトル】
- 「あたちー!」の大合唱
- 【作品キャプション】
- 「前でこれ読む人ー!」ボランティアさんの問いかけに,「あたちー!」と勢いよく手をあげる子どもたち。村の子どもたちは,学校に通えるのが嬉しくて嬉しくて,笑顔で一生懸命に勉強しています。でも,私たちが一方的に教えているわけではありません。私たちにも日本で忘れていたなにかを教えてくれる,そんな学校です。