ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
トルコ
有償資金協力 案件概要
平成27年5月22日
地方自治体インフラ改善計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成27年度 | |
供与限度額(億円) | 450 | |
供与条件 | 金利(%) | 円LIBOR +0.20% (一般条件,変動金利,基準:ただし,コンサルティング・サービスは0.01%) |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
25/7 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | 運輸省鉄道・港湾・空港建設総局 | |
事業概要 | 本計画は,トルコの地方開発を目的とした政府系金融機関であるイルラー銀行(Iller Bank)を通じて,シリア難民を受け入れている地方自治体に対し,インフラ整備に必要な長期資金を供給するものです。 | |
裨益効果 | 本計画の実施を通じ,地方自治体のインフラサービスの改善を図ることにより,自治体住民の生活環境が改善されます。 |
ボスポラス海峡横断地下鉄整備計画(II)(追加分) ((注)2005年2月18日署名済み案件の限度額の変更) |
||
---|---|---|
E/N署名 | 平成25年度 | |
供与限度額(億円) | 429.79((注)追加分) | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 部分アンタイド | |
事業概要 | 「ボスポラス海峡横断地下鉄整備計画(II)」に対し,429億7,900万円を限度とする追加円借款を供与することとし,本計画の供与限度額を1,837億8,900万円に修正するための書簡の交換が行われました。 この計画は,ボスポラス海峡を挟んでアジア側と欧州側に分かれているイスタンブール市に地下鉄を建設し,慢性的な交通渋滞の解消と渋滞時の排気ガスによる大気汚染等の環境問題の解決に寄与することを目的としたもので,2004年度,我が国は本計画に対し円借款を供与しました。今般の追加円借款は,遺跡発掘調査による工事の中断の間に生じた資機材価格の高騰等を理由とする事業費の増加に対処するため,追加的に資金供与を行うものです。 イスタンブール市は現在2本の橋梁及びフェリーによりアジア側と欧州側が結ばれていますが,本計画により,初めてアジアと欧州が鉄道でも結ばれました。 |
地方自治体下水道整備計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成23年度 | |
供与限度額(億円) | 127.84 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.2 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
25/7 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | トルコ国内の人口1~10万人程度の中規模地方自治体に対し,公共事業に対する融資を主業務とするイルラー銀行を通じ,円借款を原資としたツーステップ・ローン(注)を提供することにより,下水道整備を促進させ,生活環境の改善及び河川等の自然環境の保全を図るものです。 (注)ツーステップ・ローン 開発途上国政府に貸し付けられた円借款資金が,当該国の金融機関を通じ,複数の最終受益者に貸し付けられる形態の円借款。 |
チョルフ川流域保全計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成23年度 | |
供与限度額(億円) | 42.25 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.2 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
25/7 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | トルコ北東部に位置するチョルフ川流域において,住民参加型手法を取り入れた土壌保全,劣化森林の植生回復及び自然災害防止のための事業を支援することにより,流域住民の生計向上を図るものです。 | |
裨益効果 | 本件の実施により,流域の生態系の回復を図りつつ,二酸化炭素吸収源の拡大及び自然災害を防止するという気候変動の悪影響に対する緩和(森林の減少及び劣化に由来する排出の削減)と適応効果が期待されます。 |
ボスポラス海峡横断地下鉄整備計画(II) | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成22年度 | |
供与限度額(億円) | 420.78 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 部分アンタイド | |
事業概要 | 本計画は,ボスポラス海峡を挟んでアジア側と欧州側に分かれているイスタンブール市に地下鉄を建設し,慢性的な交通渋滞の解消と渋滞時の排気ガスによる大気汚染等の環境問題の解決に寄与することを目的としたもので,2004年度,我が国政府は本計画に対し円借款を供与しました。今般の追加円借款は,本計画の実施中に発生した資機材価格の高騰等を理由とする事業費の増加に対処するため,追加的に資金供与を行うものです。 イスタンブールは現在2本の橋梁及びフェリーによりアジア側と欧州側が結ばれていますが,本計画の完成により,初めてアジアと欧州が鉄道でも結ばれることとなります。 |
ボスポラス海峡横断地下鉄整備計画(II) | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成16年度 | |
供与限度額(億円) | 987.32 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 本体部分:部分アンタイド コンサルタント部分:二国間タイド |
|
事業実施者 | 運輸省鉄道・港湾・空港建設総局 | |
事業概要 | イスタンブール市は、ボスポラス海峡により市内が分断されているが、住宅地区であるアジア側と商業地区である欧州側を結ぶ2ヶ所の橋梁では慢性的な交通渋滞が発生しており、また、交通渋滞時の排気ガスによる大気汚染およびエネルギーの浪費が問題となっている。 このため、同市の増大する交通需要に対応し、環境負荷が低い交通手段として、ボスポラス海峡を横断する地下鉄を建設するものである。 ![]() 起工式の看板(写真:JBIC) |
|
裨益効果 | 乗客輸送の円滑化によりイスタンブール市の経済社会活動の効率化を図るとともに、燃料消費量及びNOx等の排出ガスが抑制され、同市の環境改善に資することとなる。 |
アンカラ給水計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成15年度 | |
供与限度額(億円) | 268.26 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.5 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
25/7 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | ||
事業概要 | トルコでは、人口増加と同時に急速な都市化が進んでおり、首都のアンカラ市の人口は1990年から2000年の間に約27%増加し、水消費量増加との相乗効果により水需要はこの間約2倍に膨らむなど、地表水源開発は喫緊の課題となっている。 この計画は、ゲレデ川、マルクサ川に取水堰を設け、両河川の水を既設のチャムルデレ貯水池に導水し、あわせてチャムルデレ貯水池からイベディキ浄水場間の導水管増設、イベディキ浄水場の設備増設、およびその他水質維持設備等を整備するもの。 |
|
裨益効果 | この計画の実施により、アンカラ市の住民(2000年時点で約339万人)に対して、年間約1.7億tの水を供給し、2020年までの水需要を賄うことが可能となり、公衆衛生の改善が期待される。 |
イスタンブール長大橋耐震強化計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成13年度 | |
供与限度額(億円) | 120.22 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.95 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | 公共事業・住宅省 道路総局 | |
事業概要 | 本事業は、第1ボスポラス、第2ボスポラス橋、新・旧ゴールデン・ホーン橋及びこれらの長大橋に付随する高架橋に対し耐震補強工事を施すもの。 | |
裨益効果 | トルコ経済の中心としてのイスタンブールの機能及び資産の保護を図る。 |
ボスポラス海峡横断地下鉄整備計画(I) | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成11年度 | |
供与限度額(億円) | 124.64 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 本体部分:一般アンタイド コンサルタント部分:二国間タイド |
|
事業実施者 | 運輸省鉄道・港湾・空港建設総局 | |
事業概要 | イスタンブール市は、ボスポラス海峡により市内が分断されているが、住宅地区であるアジア側と商業地区である欧州側を結ぶ2ヶ所の橋梁では慢性的な交通渋滞が発生しており、また、交通渋滞時の排気ガスによる大気汚染およびエネルギーの浪費が問題となっている。 このため、同市の増大する交通需要に対応し、環境負荷が低い交通手段として、ボスポラス海峡を横断する地下鉄を建設するものである。 |
|
裨益効果 | 乗客輸送の円滑化によりイスタンブール市の経済社会活動の効率化を図るとともに、燃料消費量及びNOx等の排出ガスが抑制され、同市の環境改善に資することとなる。 |
ボジュイク・メケジェ道路改良計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成11年度 | |
供与限度額(億円) | 293.67 | |
供与条件 | 金利(%) | 本体部分:2.2 コンサルタント部分:0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
25/7 | |
調達条件 | 本体部分:一般アンタイド コンサルタント部分:二国間タイド |
|
事業実施者 | 公共事業・住宅省 道路総局 | |
事業概要 | ボジュイク・メケジェ区間(75km)を既存2車線から4車線に拡幅するもの。 | |
裨益効果 | 増加する道路輸送需要への対応を図り、もって、物流の円滑化によりトルコの産業の振興を支援する。 |