ODA(政府開発援助)

日本のODAプロジェクト
イラク
無償資金協力 案件概要

平成26年2月17日

ファルージャ母子病院設置計画
実施年度 平成19年度
供与限度額 18.97億円
案件概要
  • ファルージャは,旧フセイン政権の支持基盤であったスンニ・トライアングル内に位置しており,2004年3月以降,武装勢力と多国籍軍との間で激烈な戦闘が繰り返され,多数の死者が出ると共に,甚大な被害を被った。
  • イラクの治安情勢は,2006年2月のサーマッラーの聖廟破壊事件以降,宗派間対立が激化したことから悪化したが,イラク治安部隊及び多国籍軍の取組が功を奏し,昨年夏以降急速に改善しつつある。ファルージャにおいても,イラク治安部隊及び多国籍軍と部族の共闘が進み,治安が著しく改善している。
  • 50万人が居住するファルージャ周辺地域において中心的役割を担っているファルージャ総合病院は,湾岸戦争並びに経済制裁により,適切な施設や医療機材の維持管理・更新がなされていなかったために,適切な医療サービスが提供できない状況にある。停電が頻繁に発生する中,発電機は常時故障し,水はユーフラテス川からポンプ槽により汲み上げており,多くの医療機材が老朽化し更新が必要となっている。かかる状況を受け,イラク政府は,現在の総合病院を離れた場所に新総合病院として移転し,旧総合病院を母子病院に改修する計画を有している。
  • このような状況の下,今般,国連開発計画(UNDP)を通じ,イラク政府より我が国に対し,旧総合病院を母子病院に改修する計画への支援要請があった。
  • 今次計画は,ファルージャ住民に平和の成果を実感させるための支援という側面も有し,イラクの国民融和,安定化に向けても極めて意義が高い。
裨益効果
  • 本計画の実施により,アンバール県ファルージャ周辺住民50万人の母子保健サービスへのアクセスの向上と医療サービスの質が向上することが期待されている。
  • また,同地域の住民に平和の成果を実感させることで,治安の改善傾向を定着させ,同地域をイラクの安定化のモデルとすることが期待されている。
食糧援助(WFP経由)
実施年度 平成15年度
供与限度額 14億円
案件概要  今回の食糧援助は,3月28日に国連より発出された対イラク緊急統一アピールに応え,わが国が表明した1億ドルを上限とする人道支援の一環として実施するものであり,現地において需要が大きい豆類(約7,000トン)および1万トンのわが国政府米を購入するための資金を供与するものである。

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