ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
チリ
無償資金協力 案件概要
令和2年10月7日
経済社会開発計画 | |
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実施年度 | 令和2年度 |
供与限度額 | 5億円 |
案件概要 | この協力は、チリ共和国政府に対して保健・医療関連機材を供与するものです。 |
裨益効果 | この協力により、チリの感染症対策及び保健・医療体制の強化が図られ、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。 |
国立保存修復センター | |
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実施年度 | 平成15年度 |
供与限度額 | 0.48億円 |
案件概要 | 国立保存修復センターは、チリの文化財保存を促進するため、1982年に教育省の下部機関として設立され、同国の考古学的遺物、歴史的建造物等の保存修復、調査研究および専門家養成を行い、同国の文化遺産・文化財の保存活動に重要な役割を担っている。特に近年には、文化財保存に対するチリ国民の意識が高まり、昨年、チリ政府により「文化財の日」が指定されたことを受け、同センターの活動は更に重要性を増している。また、同センターでは、未知の部分が多いイースター島のモアイ像をはじめとする文化遺産や文化財に対する調査研究を進め、わが国は、昨年より、ユネスコ文化遺産保存日本信託基金によるモアイ像劣化原因調査団派遣を実施する等の協力を行っている。こうした中、同センターでは、遺跡調査および保存修復の水準向上を目指し、必要な機材の充実化を図っているが、厳しい財政事情の下、高度な性能を必要とする調査機材等の購入が困難な状況にある。 このような状況の下、チリ政府は、国立保存修復センターが科学分析・写真機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。 |