ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
チェコ
無償資金協力 案件概要
平成29年7月18日
パラツキー大学に対する文化無償 | |
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実施年度 | 平成14年度 |
供与限度額 | 0.44億円 |
案件概要 | パラツキー大学はチェコで2番目に古い歴史を持つ総合大学として、モラビア地方の学問の中心となっており、1993年には、日本語学科が創設される等、日本語の普及にも力を入れている。同大学では、より効果的な日本語学習・研究を行うため、ビデオ等を使用した学習を行っているが、現在所有している機材の多くは老朽化しているため有効な学習、研究に支障をきたしており、新たな機材の購入を希望しているが同国の厳しい財政状況のため購入は困難な状況にある。 このような状況の下、チェコ政府は、パラツキー大学がLL機材および視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対し文化無償協力を要請してきたものである。 |
モラヴィア・シレジア国民劇場に対する文化無償 | |
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実施年度 | 平成14年度 |
供与限度額 | 0.49億円 |
案件概要 | モラヴィア・シレジア国民劇場は、首都プラハ、第二の都市ブルノに次ぐ第三の都市オストラヴァ市において1919年に設立されたチェコ三大国民劇場の一つであり、年間460回に及ぶオペラ、演劇、バレエ等の公演を行っており、その質の高さは内外に高く評価されている。しかしながら、同劇場の有する音響・照明機材の殆どが70年代に導入されたもので、老朽化が激しくなっているが、厳しい予算上の制約から既存機材の更新や新規機材の購入が困難な状況にある。 このような状況の下、チェコ政府は、モラヴィア・シレジア国民劇場が音響・照明機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。 |