ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
アゼルバイジャン
有償資金協力 案件概要
平成25年5月13日
地方都市上下水道整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成20年度 | |
供与限度額(億円) | 328.51 | |
供与条件 | 金利(%) | 本体部分:1.4 下水部分:0.65 コンサルタント部分:0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
本体部分:30/10 下水部分:40/10 |
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調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | アゼルバイジャンの地方中核都市における上下水道施設の整備,及び事業実施・維持管理体制の強化を行うことにより,同国地方都市における衛生的で持続可能な居住環境の整備を図るものです。 アゼルバイジャンの上水道については,大半の地方都市は24時間水供給を受けることができない状況にあります。そのため,給水時間外には,汚染された地下水や河川からの水の摂取を余儀なくされており,衛生上大きな問題となっています。 また,同国の下水道については,地方都市の下水管路はほとんど整備されておらず,また,下水処理施設は全く設置されていない状況である。そのため,地方都市は,下水が垂れ流しの状態となっており,近隣地下水及び表層水への大きな汚染源となっています。 |
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裨益効果 | 本案件の実施により,アゼルバイジャンの地方中核都市(10都市)における水環境が改善され,地域住民の衛生環境や居住環境の大幅な改善が期待されます。 |
シマル・ガス火力複合発電所第2号機建設計画 | ||
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E/N署名 | 平成17年度 | |
供与限度額(億円) | 292.80 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | アゼルエナジー | |
事業概要 | 首都バクーのあるアゼルバイジャン東部のアプシェロン半島地域(アゼルバイジャン人口の4分の1を占め,同国の電力需要の60%が集中する最大の電力需要地)において,ガス火力複合発電設備(設備出力400MW)及び関連送電施設を建設するもの。 | |
裨益効果 | アプシェロン半島地域での安定的電力供給の実現に寄与し,もって同国における電力不足の緩和,同国経済の持続的成長に寄与する。 |
セヴェルナヤ・ガス火力複合発電所計画(II) | ||
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E/N署名 | 平成11年度 | |
供与限度額(億円) | 183.32 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド(一部:部分アンタイド) | |
事業実施者 | アゼルエナジー・アゼリガス | |
事業概要 | 既存のセヴェルナヤ火力発電所(150MW)を,天然ガスを燃料とする高効率のガス火力複合発電所(400MW)に転換することにより,電力の安定供給を図るもの。第I期事業の残余分となる発電所整備および発電所に必要なガス供給のための天然ガスパイプライン等の建設を行う。 | |
裨益効果 | アゼルバイジャンにおける電力の安定供給を図るとともに,既存の火力発電所と比較して燃料消費及び排ガスが抑制され,同国の大気汚染対策および地球温暖化対策にも大きく資するものである。 |