ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
東ティモール
有償資金協力 案件概要
平成25年8月15日
国道1号線整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成23年度 | |
供与限度額(億円) | 52.78 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.7 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 東ティモールにおける交通機関は,限られた区間の海上航路があるほかは,道路輸送が唯一の交通手段となっています。急峻な山地地形や脆弱な地質条件のため土砂災害が多く,雨期には道路が完全に遮断されて数時間の立ち往生を強いられるほど,舗装状況が脆弱です。 2011年7月に発表された同国の戦略開発計画(2011~2030)では,年間を通じて走行可能な舗装道路の整備,全県の道路網構築が最重要課題とされており,国道1号線整備計画は,同計画において国家最優先事業に位置付けられています。 この計画は,首都ディリと第二の都市バウカウ間(約116キロ)を結び,同国で最も交通量の多い幹線道路である国道1号線を整備することを通じて,同国の道路網の構築を図り,もって同国の経済発展に寄与することを目的として供与するものです。 |
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裨益効果 | この計画の実施により,東ティモールの交通事情の改善及び地場産業の活性化に寄与するとともに,今後の雇用創出及び経済発展にも寄与することが期待されます。 また,この計画を通じ,道路整備事業での実績と技術面での優位性を有する日系企業の同国への進出も期待されます。 |