ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
カンボジア
有償資金協力 案件概要
令和2年11月27日
新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款 | ||
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E/N署名 | 令和2年度 | |
供与限度額(億円) | 250 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
15/4 | |
調達条件 | アンタイド | |
事業概要 | 新型コロナウイルスの感染拡大や防止のために行われている移動制限、国際便の運航停止等により、経済状況が悪化しているカンボジアにおいて、財政支援を行うものです。 | |
裨益効果 | この円借款を通じた財政支援により、カンボジアにおける新型コロナウイルス感染拡大の抑制とともに、同国の社会・経済の回復と安定及び持続的発展に寄与することが期待されます。 |
国道五号線改修計画(スレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間)(第二期) | ||
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E/N署名 | 令和元年度 | |
供与限度額(億円) | 177.02 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本計画では、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のスレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間において、既存道路の改修及び拡幅並びにバイパスの整備等を行うものです。 | |
裨益効果 | 本計画の実施により、スレアマアム-バッタンバン間の所要時間が2019年実績の185分から事業完成2年後(2024年)には145分に、シソポン-ポイペト間の所要時間が2019年実績の63分から事業完成2年後(2024年)には50分に短縮され、同国道の輸送能力の増強及びタイとカンボジア間の物流の円滑化が図られ、もってカンボジアの経済発展の促進に寄与することが期待されます。 |
国道五号線改修計画(プレッククダム-スレアマアム間)(第三期) | ||
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E/N署名 | 令和元年度 | |
供与限度額(億円) | 117.15 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本計画では、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のプレッククダム-スレアマアム間において、既存道路の改修及び拡幅並びにバイパスの整備等を行うものです。 | |
裨益効果 | 本計画の実施により、プレッククダム-スレアマアム間の所要時間が2019年実績の170分から事業完成2年後(2024年)には124分に短縮され、同国道の輸送能力の増強及びタイとカンボジア間の物流の円滑化を図られ、もってカンボジアの経済発展の促進に寄与することが期待されます。 |
トンレサップ西部流域灌漑施設改修計画(第二期) | ||
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E/N署名 | 平成30年度 | |
供与限度額(億円) | 35.99 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | トンレサップ湖西部の3州6地区の農村部貧困地域において、灌漑排水施設の改修・整備、農民水利組合の設立・強化及び営農指導を実施するための資金を供与するものです。 | |
裨益効果 | この計画により、対象地区の灌漑面積が20倍となり、それに伴い、米の生産高は約3倍となることにより、もって同地区農民の生計向上に寄与することが期待されます。 |
プノンペン首都圏送配電網拡張整備計画(フェーズ2)(第二期) | ||
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E/N署名 | 平成30年度 | |
供与限度額(億円) | 92.16 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、電力需要が集中する首都プノンペンにおいて、カンボジア政府が変電所の新増設、送配電線の整備及び系統安定化装置等を導入するための資金を融資するものです。平成27年3月に第一期として円借款を供与(供与限度額38億1,600万円)し、今回はそれに続く第二期の融資となります。 | |
裨益効果 | この協力により、送変電・配電設備の容量不足が解消され、日本の約100倍以上となっている一戸あたりの停電回数と停電時間が格段に減少し、人口170万人を抱えるプノンペンの電力供給の安定化が図られます。さらに、送電ロスについても約10%削減し、気候変動緩和に資することが期待されます。また、カンボジアでは、プノンペン近郊の経済特別区を中心に日系製造業の進出が増加しており、入居する日本企業にも裨益することが期待されます。 |
シハヌークビル港新コンテナターミナル整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成29年度 | |
供与限度額(億円) | 235.02 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港において、新コンテナターミナルの整備を行うものです。 | |
裨益効果 | この協力により、同港の貨物取扱能力を向上させることにより、物流機能の強化を図り、もって同国における貿易促進及び経済社会発展を通じた産業振興に寄与することが期待されます。 |
国道五号線改修計画(バッタンバン-シソポン間)(第二期) | ||
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E/N署名 | 平成28年度 | |
供与限度額(億円) | 111.36 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道五号線のバッタンバン-シソポン間において、既存の本線道路の改修等を行うものです。 | |
裨益効果 | この協力により、対象地域における輸送能力の増強及び輸送効率の改善を図り、もってカンボジアの経済基盤の強化に寄与することが期待されます。 |
国道五号線改修計画(プレッククダム-スレアマアム間)(第二期) | ||
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E/N署名 | 平成27年度 | |
供与限度額(億円) | 172.98 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道五号線のプレッククダム-スレアマアム間において、既存の本線道路の改修及び拡張を行うものです。 | |
裨益効果 | 対象地域における輸送能力の増強及び輸送効率の改善を図り、もってカンボジアの経済基盤強化に寄与するものです。 |
プノンペン首都圏送配電網拡張整備計画(フェーズ2)(第一期) | ||
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 38.16 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、首都プノンペンにおいて、変電所の新増設、送電線・配電線の建設及び系統安定化装置等を導入することにより、首都圏の電力供給の安定化を図るものです。今回は第一期として、全体の供与額の一部を供与します。
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国道五号線改修計画(スレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間)(第一期) | ||
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 192.08 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道五号線のスレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間において、既存の道路の改修・拡幅等を行うことにより、対象地域における輸送能力の増強や輸送効率の改善を図るものです。今回は第一期として、全体の供与額の一部を供与します。
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プノンペン首都圏送配電網拡張整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 64.80 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、首都プノンペンにおいて、変電所の増設、送電線・配電線の建設及び系統安定化装置等を導入することにより、首都圏の電力供給の安定化を図るものです。
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国道5号線改修計画(プレッククダム-スレアマアム間)(第1期) | ||
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 16.99 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画の本体工事では、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のプレッククダム-スレアマアム間において、既存の道路の改修等を行うことにより、対象地域における輸送能力の増強や輸送効率の改善を図るものです。今回は第1期目として、全体の供与額の一部を供与します。
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プノンペン南西部灌漑・排水施設改修・改良計画 | ||
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 56.06 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、プノンペン南西部の農村部貧困地域において灌漑排水施設等を改修・整備することにより、対象地区の農業生産性の向上と農民の生活向上を図るものです。
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国道五号線改修計画(バッタンバン-シソポン間) | ||
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E/N署名 | 平成25年度 | |
供与限度額(億円) | 88.52 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この協力は、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道五号線におけるバッタンバン-シソポン間の既存道路を改修するとともに、バッタンバン市街及びシソポン市街を迂回するバイパス道路を整備するものです。 カンボジア政府は「国家戦略開発計画2009-2013年」において「インフラの修復と整備」を柱の一つに掲げ、交通網の拡充と複合一貫輸送ネットワークの形成に重点的に取り組むことにしています。また、全国道路網マスタープランでは、南部経済回廊の一部である国道五号線の整備を国家統合及び域内統合に資する優先事業に位置付けています。 しかし、国道五号線の本事業対象区間は過去に応急修復されたことがあるものの、片側1車線、簡易舗装(DBST舗装)である等、国際幹線道路としての質は極めて低いものです。同国道における近年の交通量は増加傾向にあり、今後のカンボジアの経済発展及び国内・国際物流の増加に対応するためには、同国道の改修が喫緊の課題となっています。 |
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裨益効果 | この協力の実施により、対象地域における輸送能力及び輸送効率が改善し、カンボジアの経済発展の促進に寄与することが期待されます。 |
シェムリアップ上水道拡張計画 | ||
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E/N署名 | 平成23年度 | |
供与限度額(億円) | 71.61 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | シェムリアップ市は、近年の急速な人口増加に加え、世界的に有名なアンコールワット遺跡群を有するため観光客の増加が見込まれており、今後急速な水需要の増大が予想されています。しかし、2010年時点の給水率(一般市民向け)は20%程度であり、同国における主要都市の中で最低水準となっています。さらに、上水道からの供給を期待できない周辺の多くの商業施設(観光ホテル等)は地下水揚水(井戸利用)に依存しており、今後の発展に伴い遺跡群を含めた周辺の地盤沈下の可能性が懸念されています。 この協力は、シェムリアップ水道公社に対し、上水道設備の拡張(トンレサップ湖を水源とする取水施設・導水管建設、浄水場施設・配水管の建設)及び人材育成・組織強化を支援し、シェムリアップ市における安全かつ安定的な上水道事業の普及を図るものです。 |
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裨益効果 | この協力の実施により、シェムリアップ市の給水量が増加(9,000立方メートル/日から69,000立方メートル/日)し、シェムリアップ市民の生活・衛生環境が改善(2020年時点で給水率52%(一般市民向け。給水世帯数は約4千世帯から約17千世帯に増加。))されるほか、地下水から表流水への水源転換による地盤沈下の防止や、投資環境の改善による観光産業を中心とした地域経済の発展に寄与することが期待されます。 |
トンレサップ西部流域灌漑施設改修計画 | ||
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E/N署名 | 平成23年度 | |
供与限度額(億円) | 42.69 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | カンボジアにおいては、農業がGDPの3割以上を占め、就業人口の7割が携わる経済の中心であり、経済発展のためには農村部の生産性向上による農民の生計向上が不可欠です。しかし、トンレサップ湖周辺地域は、豊富な水資源に恵まれているものの、既存の灌漑施設の多くが老朽化等により十分に機能しておらず、農業の生産性が低いため、灌漑施設整備による用水供給の安定化が喫緊の課題となっています。 この協力は、トンレサップ湖西部3州(バッタンバン州、プルサット州、コンポンチュナン州)において、灌漑施設の改修・整備、水利組合の設立・強化及び営農指導を行うものです。 |
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裨益効果 | この協力の実施により、灌漑用水供給の安定化及び生産技術の改善がなされ、米の作付面積、生産高及び単収の増加を通じた地域農民の生計向上が期待されます。 |
シハヌークビル港多目的ターミナル整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成21年度 | |
供与限度額(億円) | 71.76 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本円借款は、シハヌークビル港の貨物取扱能力の向上を図り、カンボジアにおける産業基盤開発、ひいては、カンボジアの経済成長に寄与するため、同港に多目的ターミナルを建設するものです。 シハヌークビル港はカンボジア唯一の大水深港であり、経済活動の拠点となっていますが、既存の一般貨物ターミナルは規模が小さく、また、老朽化の問題を抱えているため、同国経済成長に伴う石炭、食糧品等のバルク・一般貨物取扱需要増加に対応できない状況にあります。また、近年、シハヌークビル港沿岸部で石油・天然ガスの開発が進められており、石油・天然ガスの本格的な採掘活動のためのオイルサプライベース(油田資機材供給基地)の早急な整備が求められており、同港における多目的ターミナルの建設が必要とされています。 |
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裨益効果 | 本計画を実施することにより、同港のバルク・一般貨物取扱量が年約19万トン(2007年)から、112万トン(2016年)に増加する等、同港の貨物取扱能力の向上が見込まれています。 |
ニロート上水道整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成20年度 | |
供与限度額(億円) | 35.13 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本円借款は、カンボジアにおける生活環境の向上及び投資環境の改善に寄与することを目的として、プノンペン市において上水道施設を整備するものです。 カンボジアの大プノンペン圏では、人口及び商業施設の増加に伴い水需要が増加しており、安全かつ安定的な上水道サービスの提供が求められています。 |
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裨益効果 | 本計画を実施することにより、水供給能力や水質が改善され、給水人口が約47万人増加すると見込まれています。 |
シハヌークビル港経済特別区開発計画 | ||
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E/N署名 | 平成19年度 | |
供与限度額(億円) | 36.51 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本円借款は、シハヌークビル港経済特別区への直接投資の拡大と雇用創出、ひいてはカンボジアの経済成長に寄与することを目的として、シハヌークビル港経済特別区を整備するものである。 カンボジアの経済成長には、民間セクターによる直接投資の増加が必要であり、シハヌークビル港経済特別区はそのモデルケースとなることが期待されている。具体的には、同特別区に企業が進出することによる直接投資の増加に加え、輸出額の増加、更にはシハヌークビル港における貨物取扱量の増加などが見込まれている。 |
貧困削減成長オペレーション | ||
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E/N署名 | 平成19年度 | |
供与限度額(億円) | 10.00 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本円借款は、世銀と協調して融資を行い、カンボジア政府の国家戦略開発計画(NSDP)に基づく各種改革を促進し、カンボジアの経済成長及び貧困削減を目的とするものである。 カンボジアは1970年以降約20年に亘る内戦、政治的混乱を経て、現在、国内の復興と開発を進めており、政策・制度改善の進展が鍵となっている。本円借款は資金供与を契機として政策対話を行うものであり、カンボジアにおける政策・制度改革を促すという意義がある。 また、本円借款によって投資環境整備に関する政策・制度改善を促していくことは、カンボジアにおける外国投資の誘因となるのみならず、我が国の投資政策にも資することになり、我が国との経済関係発展のためにも意義を有するものである。 |
メコン地域電力ネットワーク整備計画(カンボジア成長回廊) | ||
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E/N署名 | 平成18年度 | |
供与限度額(億円) | 26.32 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本件は、カンボジア南部、カンポット~シハヌークビル間約78キロメートルに送電線を建設するものである。 | |
裨益効果 | シハヌークビル地域においては、2005年度に円借款「シハヌークビル港経済特別区開発計画(詳細設計)」を供与しており、今後同特別区が完成した暁には、国内唯一の大型国際港を擁する経済特区となる。本事業で整備する送配電網は、ベトナムからカンボジアへの電力供給を行うこととなる送電線と連結することにより、同地域に対する電力供給能力を向上するものである。 |
シハヌークビル港経済特別区開発計画 | ||
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E/N署名 | 平成17年度 | |
供与限度額(億円) | 3.18 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.9 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | シハヌークビル港湾公社 | |
事業概要 | シハヌークビル港に隣接する経済特別区のインフラ整備のための詳細設計・調査等を行うもの。 | |
裨益効果 | 経済特別区開発が設計という形で具体化され、将来的には経済特別区が建設されることが見込まれる。これにより外国投資事業が本格化し、持続的経済成長のボトルネックとなっている製造業の発展に資することになる。 |
シハヌークビル港緊急拡張計画 | ||
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E/N署名 | 平成16年度 | |
供与限度額(億円) | 43.13 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.9 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | シハヌークビル港公社 | |
事業概要 | カンボジアにおける唯一の外洋深海港であるシハヌークビル港は、大型船とコンテナ船による貨物のほぼ全量を取り扱う主要港となっているが、老朽化により近年は取り扱い貨物の重量制限がなされ、貨物の取り扱いに支障を来している。しかしながら貨物取扱量は経済活動の活発化に伴い急増しており、早晩、同港の貨物取扱量の限界を越える見込みである。今回実施する「シハヌークビル港緊急拡張計画」は、増加するシハヌークビル港の貨物取扱量に対するための整備を行うことにより、同港の荷役機能を改善させるものである。
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裨益効果 | 同国および近隣の周辺諸国からの物資輸送の効率化が見込まれ、同国における物資の流通が促進されると同時に輸送の信頼性が向上するほか、同国南部の地域開発、地域住民の生活水準の向上、ひいては同国の安定的発展の確保を通じてわが国をとりまく国際環境の安定化および二国間関係の緊密化に貢献することが期待される。 |
メコン地域通信基幹ネットワーク整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成16年度 | |
供与限度額(億円) | 30.29 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.9 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | カンボジア郵便電気通信省 | |
事業概要 | カンボジア政府は全ての州都を光ケーブルまたはマイクロ・ウェーブで結ぶ基幹送電路の整備を計画しており、なかでも人口の45%が居住する経済活動の中心地となっているコンポンチャムから首都プノンペン、さらにカンボジア唯一の外港であるシハヌークビル港につらなる中部地域の通信ネットワークの整備は、高い経済成長を遂げているこの地域の持続的な成長にとって必要不可欠のものとなっている。 今回実施する「メコン地域通信基幹ネットワーク整備計画」は、コンポンチャムから首都プノンペンを経てシハヌークビルに至る光ケーブルを敷設しこの地域の通信機能を改善させるものである。なお、この円借款は、2003年12月東京にて開催された日・ASEAN特別首脳会議において小泉純一郎総理大臣より表明したメコン地域支援策の一環として供与されるものである。 ![]() 現地で開催されたセクター改革ワークショップ(写真:JBIC) |
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裨益効果 | 今回の円借款の実施により、同国内外の通信の効率化が見込まれ、カンボジアにおける経済活動が促進されると同時に通信の信頼性が向上するほか、同国中部の地域開発、地域住民の生活水準の向上、ひいては同国の安定的発展の確保を通じてわが国をとりまく国際環境の安定化および二国間関係の緊密化に貢献することが期待される。 |
シハヌ-クビル港緊急リハビリ計画 | ||
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E/N署名 | 平成11年度 | |
供与限度額(億円) | 41.42 | |
供与条件 | 金利(%) | 本体部分:1 コンサルタント部分:0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
本体部分:30/10 コンサルタント部分:40/10 |
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調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | シハヌークビル港公社 | |
事業概要 |
![]() |
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裨益効果 | 大型船の着岸による大量輸送が可能になり、カンボジアの経済発展に資する。 |