ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
モザンビーク
有償資金協力 案件概要
令和元年8月23日
マプト・ガス複合式火力発電所整備計画 | ||
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E/N署名 | 令和元年度 | |
供与限度額(億円) | 47.88 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は,先行計画(交換公文署名:平成26年1月12日,供与限度額:172億6,900万円)により建設された発電所の保守管理のために円借款を供与するものです。 | |
裨益効果 | 既に出力106メガワットの発電所の建設が完成し,現在稼動中であり,マプト市を含む南部地域への電力供給が整備前に比して約20%増加しているところ,本計画を通じた保守管理の着実な実施により,同地域への電力供給の安定化を図り,もって地域住民の生活改善及び経済活動の促進に貢献します。 |
ナカラ港開発計画(II) | ||
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E/N署名 | 平成27年度 | |
供与限度額(億円) | 292.35 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | モザンビーク北部の主要港であるナカラ港において,コンテナヤードの沖合埋立拡張,埠頭やアクセス道路を整備し,またクレーンなどの機材を供与するもの。 | |
裨益効果 | 本協力により,港の物流機能が改善し,貨物取扱量の増加につながることが期待されるとともに,ナカラ回廊の拠点となる同港の機能を強化することにより,我が国が推進するナカラ回廊総合開発の一層の進展につながることが期待される。 |
マプト・ガス複合式火力発電所整備計画 | ||
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E/N署名 | 平成25年度 | |
供与限度額(億円) | 172.69 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | モザンビークでは,近年の順調な経済成長によって,慢性的に電力が不足する見込みです。本事業は,モザンビークの首都マプト市において新規ガス複合式火力発電所を建設することにより,同国南部地域における安定的な電力供給の実現を図り,電力不足の緩和及び経済の成長に寄与することを目的としています。 我が国は,2013年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において,「インフラ整備への6,500億円の公的資金の投入」及び「2,000億円の低炭素エネルギー支援」を表明しており,この協力は,これらの公約を具体化するものです。
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マンディンバ-リシンガ間道路改善計画 | ||
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E/N署名 | 平成25年度 | |
供与限度額(億円) | 67.73 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この協力は,モザンビーク北部のナカラ回廊上のニアッサ州マンディンバと同州リシンガ間の国道の道路(2橋梁の改良を含む)を整備し,物流の円滑化を図るものです。 モザンビーク北部のナカラ港からマラウイやザンビア等の内陸部に続く一帯は,ナカラ回廊と呼ばれ,天然資源の開発が活発化している中,農業開発の潜在性も高く,我が国は本回廊の高い潜在性に着目して,インフラ整備と農業開発を含めた総合開発に取り組んでいます。 本件の対象地域であるニアッサ州は,農業潜在性が高いにもかかわらず,幹線道路の整備の遅れにより,農産物の物流が滞るという問題が生じており,道路整備の遅れが開発のボトルネックとなっています。このような状況を踏まえ,交通網の整備を通じた地域経済の活性化及び貧困削減が急務となっています。 なお、この協力は,TICAD Vにおいて表明した「インフラ分野における6,500億円の公的資金の投入」の公約を具体化するものです。 |
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裨益効果 | この協力により,我が国が推進するナカラ回廊総合開発の一層の進展につながり,モザンビークのみならず周辺国の経済社会開発を促進することが期待されます。 |
ナカラ港開発計画(I) | ||
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E/N署名 | 平成24年度 | |
供与限度額(億円) | 78.89 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この協力は,モザンビーク北部の主要港であるナカラ港において,コンテナヤードの沖合埋立拡張,埠頭やアクセス道路を整備し,またクレーンなどの機材を供与するものです。 モザンビーク北部のナカラ港からマラウイやザンビア等の内陸部に続く一帯は,ナカラ回廊と呼ばれ,天然資源の開発が活発化しているほか,農業開発も有望と考えられています。我が国はこの回廊の高い潜在性に着目して,インフラ整備や農業開発をはじめとする総合開発に取り組んでいます。 モザンビーク北部のナカラ港は,ナカラ回廊を介した内陸部の天然資源の積み出し港として,アフリカ南東部の拠点となる潜在性を有しており,今後,取扱貨物量が大幅に増加するものと見込まれています。 このため,モザンビーク政府は,ナカラ港においてコンテナヤードを新規に建設することを計画し,今回,円借款を通じた支援を我が国に要請しました。 なお,ナカラ港は老朽化しているため,緊急的なリハビリ工事も必要となっており,現在我が国は無償資金協力による支援も実施しています。 |
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裨益効果 | この協力により,港の物流機能が改善し,貨物取扱量の増加につながることが期待されます。また,ナカラ回廊の拠点となる同港の機能を強化することにより,我が国が推進するナカラ回廊総合開発の一層の進展につながることが期待されます。 |
ナンプラ-クアンバ間道路改善計画 | ||
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E/N署名 | 平成21年度 | |
供与限度額(億円) | 59.78 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド (本件はアフリカ開発銀行(AfDB)及び韓国輸銀との協調融資案件) |
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事業概要 | 本件は、モザンビーク北部のナンプラ州ナンプラとニアッサ州クアンバ間の道路の改良(道路建設約350キロメートル及び橋梁建設6か所)を行うものです。 モザンビークでは、長年続いた内戦の影響により道路整備は著しく立ち後れており、道路の舗装率は約20%に過ぎず、未舗装道路は雨期には通行不能になる区間も多いことが問題となっています。また、本計画の対象となるナンプラ州はモザンビークの中で貧困人口が最も多い州であることから、経済活性化を通じた貧困削減が喫緊の課題となっています。 また、本件はTICAD IVにおいて我が国が支援を表明した「広域インフラ整備」支援に位置付けられます。 |
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裨益効果 | 本計画の対象区間は、モザンビークのナカラ港と内陸国のマラウイやザンビアを結ぶ「ナカラ回廊」の一部をなすことから、本計画の実施により、物流の増加による経済社会活動の活性化、地域経済統合の促進、沿線地域住民の生計向上等が期待されます。 |
モンテプエス-リシンガ間道路計画 | ||
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E/N署名 | 平成18年度 | |
供与限度額(億円) | 32.82 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | アンタイド | |
事業概要 | モザンビーク共和国のモンテプエスとリシンガを結ぶ国道516キロメートルのうち、201キロメートルの拡幅・舗装改良及び関連インフラの整備を実施するものである。 |