ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
モーリシャス
無償資金協力 案件概要
令和3年3月26日
経済社会開発計画 | |
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実施年度 | 令和2年度 |
供与限度額 | 6億円 |
案件概要 | 本計画は、モーリシャスに対し、海難防止関連機材(航海監視レーダー、制御用コンピューター、ネットワーク機器等)を供与するものです。 |
裨益効果 | この協力により、同国の海難防止能力の強化及び海上保安インフラの整備に寄与することが期待されます。 |
経済社会開発計画 | |
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実施年度 | 令和2年度 |
供与限度額 | 6億円 |
案件概要 | 本計画は、モーリシャスに対し、防災関連機材(土砂試験機材、各種観測装置、災害警報機材等)を供与することを通じて、同国の防災能力の向上に寄与するものです。 |
裨益効果 | この協力により、モーリシャスの防災能力の向上を図り、もって同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。 |
経済社会開発計画 | |
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実施年度 | 令和2年度 |
供与限度額 | 3億円 |
案件概要 | 本計画は、モーリシャスに対し、血管撮影システム、X線撮影装置等の保健・医療関連機材を供与するものです。 |
裨益効果 | この協力により、モーリシャスの感染症対策及び保健・医療体制の強化を図り、もって同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。 |
経済社会開発計画 | |
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実施年度 | 令和元年度 |
供与限度額 | 3億円 |
案件概要 | 本計画は、モーリシャス政府に対し海上保安能力の向上を図るために、警備艇等の海上保安機材を供与するものです。 |
裨益効果 | インド洋の島国であるモーリシャスに対するこの協力の実施により、違法操業、麻薬運搬・取引、海賊被害等、同国が抱える海洋安全上の課題の解決に寄与することが期待されます。 |
インド洋アフリカ諸国におけるサンゴ礁漁業に依存する漁業コミュニティの強靱性の向上を通じた生計、食料安全保障及び海上保安の強化計画(FAO連携) (ケニア、コモロ、セーシェル、マダガスカル及びモーリシャス対象) |
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実施年度 | 令和元年度 |
供与限度額 | 4.75億円(5か国対象) |
案件概要 | 本計画は、ケニア、コモロ、セーシェル、マダガスカル及びモーリシャスにおいて、違法漁業対策のための船舶機材やコールドチェーン関連機材、沿岸集魚装置等を供与するとともに、漁業管理や海上保安に関する研修等を実施することを通じて、漁業コミュニティの生計向上、食料安全保障強化、海上保安の向上に寄与するものです。 |
裨益効果 | 海上保安や漁業管理等に関する研修等を通じて、対象5か国の漁業従事者約30,000人の知識や能力向上が見込まれます。 |
第二次気象レーダーシステム整備計画 | |
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実施年度 | 平成27年度 |
供与限度額 | 1.9億円 |
案件概要 | この協力は、モーリシャスに気象レーダーシステムを整備するために必要な資金を供与するものです。モーリシャスはサイクロンの多発地帯である南西インド洋に位置しており、暴風雨や洪水、地すべりといった自然災害により例年大きな被害を受けている一方、既存の気象レーダーシステムが停止しており、サイクロンの早期監視が困難な状況です。我が国は、2013年6月、横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において、アフリカ諸国の防災に関する取組を支援することを表明しており、今回の協力はそれを具体化するものです。また、本案件は、我が国の2013年以降の気候変動対策に関する途上国支援の一環として実施するものです。我が国としては、すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け、モーリシャスと引き続き気候変動分野で連携していきます。 |
裨益効果 | この計画の実施により、サイクロンを含む気象現象に関するデータ観測が可能となり、より精緻な気象予測を行うことができるようになることから、災害対策の迅速な開始により自然災害の被害軽減が期待されます。 |
気象レーダーシステム整備計画(追加分) (2013年6月10日署名済み案件の限度額の変更) |
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実施年度 | 平成25年度 |
供与限度額 | 0.71億円(追加分) |
案件概要 | 2013年6月10日に署名済みの防災・災害復興支援無償資金協力「気象レーダーシステム整備計画」(Project for Improvement of the Meteorological Rader System)(10億7,900万円)について、為替相場の変動等の事情を踏まえて、贈与の限度額を11億5,000万円に変更ための書簡の交換が行われました。 この協力は、モーリシャスに気象レーダーシステムを整備するとともに、観測操作やデータ利用、保守管理等に関する技術指導をするために必要な資金を供与するものです。 モーリシャスはサイクロンの多発地帯である南西インド洋に位置しており、暴風雨や洪水、地すべりといった自然災害により例年大きな被害を受けている一方、既存の気象レーダーシステムが停止しており、サイクロンの早期監視が困難な状況です。 我が国は、2013年6月、横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において、アフリカ諸国の防災に関する取組を支援することを表明しており、今回の協力はそれを具体化するものです。また、本案件は、我が国の2013年以降の気候変動対策に関する途上国支援の一環として実施するものです。我が国としては、すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け、モーリシャスと引き続き気候変動分野で連携していきます。
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裨益効果 | この計画の実施により、サイクロンを含む気象現象に関するデータ観測が可能となり、より精緻な気象予測を行うことができるようになることから、災害対策の迅速な実施により自然災害の被害軽減が期待されます。 |
気象レーダーシステム整備計画 | |
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実施年度 | 平成25年度 |
供与限度額 | 10.79億円 |
案件概要 | この協力は、モーリシャスに気象レーダーシステムを整備するとともに、観測操作やデータ利用、保守管理等に関する技術指導をするために必要な資金を供与するものです。 モーリシャスはサイクロンの多発地帯である南西インド洋に位置しており、暴風雨や洪水、地すべりといった自然災害により例年大きな被害を受けている一方、既存の気象レーダーシステムが停止しており、サイクロンの早期監視が困難な状況です。 我が国は、2013年6月、横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において、アフリカ諸国の防災に関する取組を支援することを表明しており、今回の協力はそれを具体化するものです。なお、本案件は、我が国の2013年以降の気候変動対策に関する途上国支援の一環として実施するものです。我が国としては、すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け、モーリシャスと引き続き気候変動分野で連携していきます。
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裨益効果 | この計画の実施により、サイクロンを含む気象現象に関するデータ観測が可能となり、より精緻な気象予測を行うことができるようになることから、災害対策の迅速な開始により自然災害の被害軽減が期待されます。 |
零細漁業管理訓練施設改善計画 | |
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実施年度 | 平成14年度 |
供与限度額 | 7億7,900万円(平成14年度2億3,100万円、平成15年度5億4,800万円) |
案件概要 | モーリシャスで行われている漁業は、サンゴ礁内を中心とする零細沿岸漁業、中規模民間資本による沖合漁業および外国漁船による大規模遠洋漁業に大別される。沿岸・沖合漁業は周りを海に囲まれた同国にとって基幹産業の一つであるとともに、国民へ動物性たんぱく質を供給する重要な役割を担っているが、サンゴ礁における水産資源は長年の漁獲により枯渇しており、一人当たりの水揚も減少し零細沿岸漁業は存続の危機に直面している。このため、モーリシャス政府は、既存のアルビヨン水産研究所において零細沿岸漁業者に対し沖合漁業に転換させるべく訓練を行っているが、施設・機材が未整備なため十分な効果が上がっていない状況にある。 このような状況の下、モーリシャス政府は、サンゴ礁内で操業を行ってきた零細漁業者に対し、漁業技術訓練を行い沖合漁業に転換させること、および、サンゴ礁内外の資源管理を徹底し、資源保護、海洋環境保全を行うことを目的とした、「零細漁業管理訓練施設改善計画」を策定し、この計画の実施のために必要な資金につき、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。 この計画の実施により、サンゴ礁内零細漁業者の沖合漁業の転換およびサンゴ礁内外の資源の減少防止が図られるとともに、モーリシャス国民に対して安定的に水産物が供給されることが期待される。 |