ODA(政府開発援助)

万人のための質の高い教育
令和3年3月22日
(画像)学びが世界を変える

重要政策(万人のための質の高い教育)の資料はこちら(PDF)別ウィンドウで開くをご参照ください。

学びが世界を変える

教育協力とは

 世界には小・中・高等学校に通うことのできない子どもが約2億6000万人もいます。さらに、学校には通っていても、子供たちが何も学んでいないという「学びの危機」が大きな問題であると世界銀行が指摘しています。途上国の多くの若者が、学校に通わず、職業訓練も受けず、就業していない状況にあり、若者に対する教育や職業訓練の機会の提供は緊急の課題です。グローバル化する変化の激しい社会の中で、未知の課題を解決することができる人材育成のため、高等教育機関への支援も不可欠です。

 このような状況を改善するために、持続可能な開発目標(SDGs)の「目標4」として「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」が掲げられました。国際社会は、この「目標4」を達成するため、2015年に「教育2030行動枠組」を策定しました。教育協力をより一層強化していくことが日本にも求められています。


ODA(政府開発援助)へ戻る