その他の地球規模課題トピックス

令和6年7月4日

 労働は、社会を形成する人間の根源的な営みの一つですが、現在、世界の失業者は約2億人に達しており、厳しい雇用情勢が続いています。こうした状況に対応するため、リスクに備えた社会的なセーフティ・ネットを構築するとともに、国をまたいだ地域レベルでの「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」を実現することが急務となっています。日本は、アジア地域における労働安全衛生・職業訓練分野等の技術協力支援やアフリカ地域等における雇用創出支援等を行っています。また、1919年に設立され、労働条件の改善を通じた社会正義の実現を掲げる国際労働機関(ILO)の理事国として、その活動に積極的に関与しているほか、ILO事務局への職員派遣を進めるなど、世界の労働問題の解決のために大きな役割を果たしています。

労働関係

日ILO関係

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