その他の地球規模課題トピックス
グリーンフィールド国際労働機関政策担当事務局次長による鈴木外務大臣政務官表敬
平成31年1月31日


本31日午前10時から約30分間,鈴木憲和外務大臣政務官は,デボラ・グリーンフィールド国際労働機関(ILO)政策担当事務局次長(Ms. Deborah Greenfield, Deputy Director-General for Policy, International Labour Organization (ILO))の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,鈴木憲和政務官から,本年のILO創設100周年への祝意を表明するとともに,ILO創設100周年,G20大阪サミット等にあたり一層の日ILO関係の連携強化を図っていきたい旨述べたところ,グリーンフィールド事務局次長から,ILO原加盟国の日本とのパートナーシップも100周年であり,社会正義と平等の実現のために,引き続き緊密に協力していきたい旨の発言がありました。
- また,鈴木憲和政務官から,「仕事の未来
」(Future of Work)の議論に注目しており,少子高齢化に直面しつつ働き方改革等に取り組む日本の経験が役立つと考える旨を述べたところ,グリーンフィールド事務局次長から,日本の抱える課題は多くの国にも共通する重要なものであり,本議論への日本の尽力に感謝する旨の発言がありました。
- さらに,ILOにおける日本人職員の増強について,鈴木憲和政務官から,更なる取組促進への期待を述べるとともに,ILOのガンビアにおける若者雇用総会促進プロジェクトへの拠出等の我が国からの支援について説明しました。
[参考]国際労働機関(ILO)
ILOは,労働条件の改善を通じて,社会正義を基礎とする世界の恒久平和の確立に寄与すること,完全雇用,労使協調,社会保障等の推進を目的とする国際機関(本部はスイス・ジュネーブ)であり,唯一の政,労,使の三者で構成される機関。日本はILO加盟国として,政労使ともに総会や理事会等の各種会合に積極的に参加している(参照:厚生労働省ウェブページ,ILO駐日事務所ウェブページ
)。