宇宙
日米宇宙協力
令和6年8月28日
(写真提供:米国国家安全保障会議(NSC))
(写真提供:内閣広報室)
日米間では、累次にわたるハイレベルの会談・協議において確認されているとおり、民生、商業及び安全保障のいずれの分野でも宇宙協力を深化させることとしています。
2024年4月の日米首脳会談では、民生分野での協力として、日本からの月面与圧ローバの提供と日本人宇宙飛行士の2回の月面着陸を含む、与圧ローバによる月面探査の実施取決めの署名を歓迎しました。さらに、両首脳は、重要なベンチマークが達成されることを前提に、アルテミス計画の将来のミッションで日本人宇宙飛行士が米国人以外で初めて月面に着陸するという共通の目標を発表しました。
また、安全保障分野での協力としては、2023年1月の日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)において、日米双方は、宇宙関連能力に係る協力の深化にコミットするとともに、宇宙への、宇宙からの又は宇宙における攻撃が、同盟の安全に対する明確な挑戦であると考え、一定の場合には、当該攻撃が、日米安全保障条約第5条の発動につながることがあり得ることを確認しました。日米両国は、宇宙領域把握情報などの相互提供、ホステッド・ペイロード(人工衛星へのミッション機器の相乗り)協力など、安全保障分野での宇宙協力を引き続き進めています。
両国は、宇宙に関する包括的日米対話や安全保障分野における日米宇宙協議の実施を通じて、さらなる連携強化に向けた議論を行っています。
- 宇宙に関する包括的日米対話
- 安全保障分野における日米宇宙協議
- 日・米宇宙協力に関する枠組協定
- 国際宇宙探査
- 宇宙状況把握(SSA)
- その他