Question 1. 開発途上国向けに環境ODAを実施することは,どうして日本にとって重要なのですか? Answer 地球環境保全のために,現在では様々な国際条約や国際的な枠組みが作られており,我が国もそれらに基づいて地球環境保全に貢献しています。また,我が国は環境ODAにより,開発途上国の環境問題に対応しています。このような取組は開発途上国のみならず,我が国を含む世界各国の環境問題の解決にも資するものです。 例えば,気候変動問題(地球温暖化)は先進国・開発途上国を問わず人間の安全保障を脅かす喫緊の課題です。また,我々の身の回りにある食物や医療品も,生物の多様性が損なわれると,その恩恵を受けることができなくなります。 Question 2. 開発途上国での環境以外のODAについても,環境に配慮して行われているのでしょうか。 Answer 我が国はODA事業における公平性の確保を目指し,環境や社会への配慮を十分行うこととしております。これに基づき,実施機関であるJICA(国際協力機構)ではガイドラインを作成し社会環境配慮に努めています。 写真出典:外務省「ミレニアム開発目標MDGs」ハンドブック |
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