女性

令和5年11月24日

国際会議(G7、G20)

G7広島サミット(2023年)

 G7議長国下でジェンダー平等に関し議長国首脳に助言を行う諮問機関として毎年設立されるジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)が岸田総理により招集され、ジェンダー平等推進のための提言を手交しました。

G20バリ・サミット(2022年)

 2022年11月15日及び16日、インドネシア・バリにてG20バリ・サミットが開催され、「共に回復し、より強く回復する(Recover Together, Recover Stronger)」のテーマの下、2日間にわたり議論が行われました。 サミットに際して発出されたG20バリ首脳宣言(PDF)別ウィンドウで開くでは、女性及び女児が新型コロナウイルスのパンデミックやその他の危機によって、不均衡に 影響を受け続ける中、包摂的な回復及び持続可能な開発のための取組の中核に、ジェンダー平等 と女性の活躍を位置付けるというコミットメントが再確認されたほか、男女間の賃金格差からジェンダーに基づく暴力の撤廃、地方に住む女性や障害を持つ女性の生活の質の向上まで、様々な課題についても言及されました。

G7エルマウ・サミット(2022年)

 2022年6月26日から28日にかけてドイツ・エルマウで開催されたG7エルマウ・サミットでは、フェミニスト開発・外交・貿易政策の精神の下、全ての政策分野における一貫したジェンダー平等の主流化が言及されました。また、開発においては二国間ODAに占めるジェンダー関連取組の割合増加に向けた努力がコミットされました。さらに、G7のコミットメントを継続的に監視するための成果物として「ジェンダーギャップに関するG7ダッシュボード(英語)別ウィンドウで開く」が発出されました。

G20ローマ・サミット(2021年)

 2021年10月30日及び31日にイタリア・ローマで開催されたG20ローマ・サミットでは、世界経済のより良い回復と持続的かつ包摂的な成長の実現に向け、新型コロナウイルス対策を含む保健、気候変動、開発等の重要課題について議論されました。サミットに際し発出されたG20ローマ首脳宣言では、ジェンダー平等へのコミットメントが再確認され、無償ケア労働やジェンダーに基づく暴力を始めとする、パンデミックにより不均衡に影響を受けた女性と女児の諸問題の解決に向けて取り組むことをコミットされたほか、女性の経済代表性向上のための民間アライアンス(EMPOWER)の活動を歓迎されるとともに、女性経営の中小企業を支援するための重要なパートナーシップ として、女性起業家資金イニシアティブ(We-Fi)が認識されました。

G7コーンウォール・サミット(2021年)

 2021年6月11日から13日にかけて英国コーンウォールで開催されたG7コーンウォール・サミットでは、女子教育、女性のエンパワーメント、女性及び女児に対する暴力の終焉がジェンダー平等の3つの主要な優先事項として取り上げられました。特に、女子教育に関しては「教育のためのグローバル/パートナーシップ(GPE)」に対し、G7として今後5年で27.5億ドルをプレッジすることが盛り込まれました。

G20リヤド・サミット(2020年)

 2020年11月21日及び22日にテレビ会議形式で開催されたG20リヤド・サミットでは、「包括的、持続可能で強靭な未来の構築」について議論されました。また、G20大阪サミットで立ち上げが歓迎された「女性のエンパワーメントと経済参画促進のための民間セクターアライアンス(EMPOWER)」は、サウジアラビア議長国下で4回の会合を開催し、民間セクターにおける女性管理職の増加の重要性をG20首脳に訴えるステートメント(英文(PDF)別ウィンドウで開く )を発出しました。

G7ビアリッツ・サミット(2019年)

 2019年8月24日から26日にかけてフランス・ビアリッツにて開催されたG7ビアリッツ・サミットでは、「不平等との闘い」の一環としてジェンダー平等について議論され、「ジェンダー平等及び女性のエンパワーメントに関するG7宣言」が採択されました。これを踏まえ、日本は2018年ノーベル平和賞受賞者であるナディア・ムラド氏及びデニ・ムクウェゲ氏による「紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金」に200万ユーロを拠出し、日本出身者が理事メンバーとなりました。

G20大阪サミット(2019年)

 2019年6月28日及び29日に大阪にて開催されたG20大阪サミットでは、女性の労働参画、女子教育支援、女性起業家・ビジネスリーダーの声の反映について議論され、ブリスベン・コミットメントの達成状況を首脳レベルで確認することで一致しました。女性のエンパワーメントに関する首脳特別イベントを開催しました。

G7シャルルボワ・サミット(2018年)

 2018年6月8日及び9日にカナダ・ケベック州にて開催されたG7シャルルボワ・サミットで、安倍総理は、途上国の女児・少女・女性のための質の高い教育、人材育成のために2億ドルのコミットメントを発表しました。「女性・平和・安全保障パートナーシップ・イニシアティブ」が採択され、日本はスリランカをパートナーとして同国のWPS行動計画策定及び紛争寡婦を含めた女性世帯への経済的エンパワーメントの支援を決定しました。

G20ハンブルク・サミット(2017年)

 2017年7月7日及び8日にドイツ・ハンブルクにて開催されたG20ハンブルク・サミットで、世銀と日本を含む参加13ヶ国により女性起業家資金イニシアティブ(We-Fi)の立ち上げを発表しました。日本はWe-Fiへ5千万ドルを拠出しました。

G7伊勢志摩サミット(2016年)

 2016年5月26日及び27日に伊勢志摩にて開催されたG7伊勢志摩サミットでは、議長国として初めて全ての閣僚会議において女性を議題に取り上げ、「女性の能力開花のためのG7行動指針」、「女性の理系キャリア促進のためのイニシアティブ(WINDS)」が採択されました。

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