防災
第3回国連防災世界会議の開催
平成29年8月29日
国連防災世界会議は、国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議です。日本は、第1回(1994年、横浜)、第2回(2005年、神戸)に引き続き、2015年3月、仙台において第3回会議をホストします。
日本は、会議ホスト国として、また防災先進国として、この会議で採択予定の新しい国際防災枠組(ポスト兵庫行動枠組)策定に向けた議論を積極的にリードするとともに、国連やホスト市(仙台市)等と協力して会議開催準備を進めています。
1 日程
2015年3月14日(土曜日)~18日(水曜日)
2 開催地
宮城県仙台市(公募により選定)(周辺の自治体でも関連行事を予定)
3 概要
- (1)各国首脳・閣僚、国際機関の代表、国際認定NGO等が参加。
- (2)兵庫行動枠組(注)の後継枠組(ポスト兵庫行動枠組)を採択予定。
- (3)本体会議の他、近隣会場にて様々な関連行事、スタディツアー等の実施を予定。
(注)兵庫行動枠組:第2回国連防災世界会議(2005年、神戸)で採択された、2005~2015年の国際的な取組指針。成果、戦略目標、優先行動、実施戦略、フォローアップを盛り込んだ包括的な防災の行動枠組。
4 日本としてのねらい
- (1)国際協力及び各国の国内政策における「防災の主流化」(注)を促進する。
- (2)東日本大震災その他の自然災害を通じて得られた日本の防災・復興の知見を広く世界各国に発信・共有する。(東日本大震災被災地の復興状況の発信も含む。)
(注)防災の主流化:(1)各国政府が防災を政策の優先課題とすること、(2)すべての開発政策に防災の観点を導入すること、(3)防災に関する投資を増大させること。
5 関連行事
パブリック・フォーラム「防災と人間の安全保障」
外務省は、第3回国連防災世界会議の際、国連人間の安全保障ユニットと共催で、パブリック・フォーラム「防災と人間の安全保障」を開催します。国内外の防災分野で活躍する国連、政府、NGOのリーダーが参加し、人間の安全保障の視点がいかに防災分野で有効かを検証し、今後どのような取組が一層望まれるのかを考えます。
詳細及び参加登録はこちらを御参照ください。
日時:3月17日(火曜日)13時30分~15時30分
会場:東北大学川内北キャンパスB棟104号室
6 メディア関連
第3回国連防災世界会議の取材を希望されるメディア・報道関連の皆様は以下のウェブサイトをご確認ください。
7 関連要人往来・会談
- サム・カハンバ・クテサ第69回国連総会議長来日の日程変更(平成27年3月11日)
- 潘基文国連事務総長の訪日(平成27年3月9日)
- サム・カハンバ・クテサ第69回国連総会議長の来日(平成27年3月9日)
- ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)による安倍総理大臣表敬(平成27年2月9日)
- ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)による中根外務大臣政務官表敬(平成27年1月20日)
- 城内外務副大臣の国連水と衛生に関する諮問委員会第23回会合 水循環・水と災害特別セッションにおけるスピーチ(平成26年10月29日)
- ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)による中根外務大臣政務官表敬(平成26年10月3日)
- 国連気候サミット(平成26年9月23日)
- 城内外務副大臣のエジプト訪問(第2回アラブ減災会議への出席)(平成26年9月16日)