国際法

令和6年9月20日

 「東京国際法セミナー」は、アジア・アフリカの行政官等に実務者向けに提供する外務省主催の国際法研修です。我が国として、インド太平洋地域における国際法の知識を高め、交流を促進することにより「法の支配」に導かれた平和の実現に貢献するとともに、日本の弁護士や若手国際法研究者に参加の門戸を開くことで日本における国際法分野の人材育成を図ることを目的としています。
 また、アジア諸国の学生を対象として1999年から毎年日本で開催されている国際法模擬裁判「アジア・カップ」も、「東京国際法セミナー」の一部として開催しています。

東京国際法セミナー外国人講師諮問委員会

左から、ライクラー委員、ウェッブ委員、御巫国際法局長、アカンデ委員

 東京国際法セミナー外国人講師諮問委員会の委員に以下の3名の有識者を任命し、東京国際法セミナーの外国人講師及び講義テーマの選定に関する助言を依頼しています。

  • ポール・ライクラー弁護士(11 King’s Bench Walk Chambers
  • ダポ・アカンデ教授(オックスフォード大学、国連国際法委員会(ILC)委員)
  • フィリッパ・ウェッブ教授(キングス・カレッジ・ロンドン)

 外務省として、ライクラー委員、アカンデ委員、ウェッブ委員とも連携しながら、講義内容の更なる充実化に取り組んでいきます。


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