報道発表

　8月26日、上川陽子外務大臣は、外務省が主催する第2回「東京国際法セミナー」の冒頭において、ビデオ・メッセージを発出しました。

　上川大臣は、本年1月の国際司法裁判所（ICJ）、国際刑事裁判所（ICC）、国際海洋法裁判所（ITLOS）という「法の支配」の守護者である3機関への訪問に言及しつつ、国際的なレベルにおける法の支配の推進に向けた更なる取組の必要性を強調しました。また、上川大臣は、本セミナーはアジア・アフリカの国際法の実務家が共に学び合う場を提供し、まさに国・地域を越えて「法の支配」を共に創り上げていくプラットフォームであるとした上で、本セミナーがこうした「共創」の姿勢に基づき、「法の支配」に導かれた平和の実現に寄与することを心から願っている旨述べました。