報道発表

第2回「東京国際法セミナー」の開催

令和6年8月19日

 8月26日から30日にかけて、外務省は、東京(国連大学)において、第2回「東京国際法セミナー」を開催します。概要は次のとおりです。

  1. 東京国際法セミナーは、インド太平洋地域の行政官・国際法専門家、日本の弁護士、国際法研究者を対象に、国際法分野の著名な研究者・実務家による講義を中心とした研修を提供することで、同地域における法の支配の強化と日本における国際法分野の人材育成を目指すものです。
  2. 近年、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化の重要性が増す中、昨年3月に岸田文雄内閣総理大臣が発表した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のための新たなプランにおける具体的取組として、令和元年に開催した日本・AALCO(アジア・アフリカ法律諮問委員会)国際法研修を抜本的に拡充し、「東京国際法セミナー」として昨年初めて開催しました。
  3. このセミナーの開催に当たっては、アジア諸国の学生を対象として、平成11年から毎年日本で開催している国際法全般を扱う模擬裁判の国際大会として、アジア最大規模の国際法模擬裁判「アジア・カップ」も昨年に引き続き開催します。
  4. 東京国際法セミナーが、国際法関係者間の知見の共有とネットワーク作りの場を提供し、法の支配に導かれた平和の実現に引き続き寄与することを期待します。
(参考)東京国際法セミナー関係団体

●主催:外務省
●共催:国際法学会、日本弁護士連合会、法務省
●後援:国連大学、アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)
●協賛:TMI総合法律事務所、アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業、西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、長島・大野・常松法律事務所、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業、ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)、シティユーワ法律事務所、弁護士法人 北浜法律事務所、古賀総合法律事務所、森・濱田松本法律事務所、弁護士法人大江橋法律事務所、真和総合法律事務所、カクイ法律事務所、弁護士法人御堂筋法律事務所、白鳥法律事務所


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