核軍縮・不拡散

The United Nations Programme of Fellowships on Disarmament

令和5年12月27日
(写真1)マイクに向かって話す男性
(写真2)集合写真

1 事業概要

 特に発展途上国における軍縮専門家を育成することを目的とした国連による研修プログラム。1978年の第1回国連軍縮特別総会において実施が決定されたもの。対象は各国の若手外交官や国防関係者等。毎年日本をはじめとする、軍縮・不拡散に関係のある国際機関や国を訪問している。

2 実施時期

 毎年8月~10月(約2か月)

3 訪問地(2022年度)

 スイス(ジュネーブ)、オーストリア(ウィーン)、ベルギー(ブリュッセル)、ドイツ(ベルリン)、オランダ(ハーグ)、カザフスタン(アスタナ)、韓国(ソウル)、日本(長崎、広島、東京)、パキスタン(イスラマバード)、アルゼンチン(ブエノスアイレス)、米国(ニューヨーク)

(注)2020年度は新型コロナウイルス感染拡大のため中止。2021年度は物理的な訪問地を欧州及び米国に限り、日本はオンラインプログラムを提供。

(注)2022年度は年以来3年ぶりの対面での実施。

4 訪日プログラム

 日本は被爆体験に基づいた核兵器の非人道性を広く世界に訴えることを目的に、本プログラム参加者を広島及び長崎に招待しており、軍縮・不拡散分野における我が国の取組を世界に発信していく上で有意義なプログラムとなっている。

  1982年の第2回国連軍縮特別総会において鈴木善幸総理大臣が本プログラム参加者の広島及び長崎招待の提案を行って以来、毎年約30名計982名が訪日。例年広島では原爆ドームや広島平和記念資料館等を視察、長崎では原爆中心地や原爆資料館等を訪問し、被爆者による被爆体験講話等を通し、原爆被害の実相に対する理解を深めている。本年度は、2019年以来3年ぶりの対面での実施となり、24名の外交官等が参加した。

 本プログラム参加者のほとんどが広島・長崎訪問あるいは関連プログラムに非常に感銘を受けたと述べており、世界の軍縮外交の第一線で活躍する各国外交官の中には本プログラムの出身者も少なくない。


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