モルディブ共和国

平成30年1月6日
モルディブ・ヴェラナ国際空港着アーシム外相の出迎え
モルディブ・ヴェラナ国際空港でのアーシム外相との会談
日・モルディブ外相会談会場のマレ島へ

 モルディブを訪問中の河野太郎外務大臣は,6日(木曜日)10時45分(現地時間)から約50分間,モハメド・アーシム・モルディブ共和国外務大臣(H.E. Dr. Mohamed Asim, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Maldives)と外相会談を行い,続いて12時30分(現地時間)から約80分間ワーキングランチを行ったところ,概要は以下のとおりです。

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    日・モルディブ外相会談
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    日・モルディブ外相会談
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    日・モルディブ外相会談

1 河野大臣から,日本の外務大臣として初めてモルディブを訪問でき喜ばしい,昨年11月の日・モルディブ外相会談以来の再会を歓迎する,観光,環境・気候変動対策地上デジタル放送導入を含む防災,文化・スポーツ等の幅広い分野で協力を進めていきたい旨述べました。これに対し,アーシム外務大臣から,日本の外務大臣として初のモルディブ訪問を歓迎する,日本の支援はモルディブの経済社会の発展に貢献しており,これに感謝する,日本企業による投資拡大を期待する旨の発言がありました。

2 河野大臣から,自由で開かれたインド太平洋戦略別ウィンドウで開くの下,海洋安全保障及び海上安全分野において,モルディブとの協力関係を強化していきたい旨述べました。両者は,法の支配に基づく海洋秩序は,国際社会の平和と繁栄の基礎であり,この分野での協力を推進していくことで一致しました。

3 河野大臣から,北朝鮮に関する国連安保理決議の完全な履行により圧力を高めていくことが必要であり,拉致問題の早期解決に向けた協力を求めました。アーシム外務大臣から,日本の立場を支持する旨の発言がありました。

4 両者は,政治・経済・文化など幅広い分野について協力を進めていくために,局長級政策対話を立ち上げることで一致しました。

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    日・モルディブ外相会談
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    日・モルディブ外相会談
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    日・モルディブ外相ワーキング・ランチ(クルンバ島)

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