アメリカ合衆国

平成30年9月26日
握手する安倍総理とトランプ大統領 日米首脳会談(写真提供:内閣広報室)
安倍総理とトランプ大統領 日米首脳会談(写真提供:内閣広報室)
会談風景 日米首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 米国訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,9月26日13時45分頃(現地時間。日本時間27日2時45分)から約1時間15分,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と日米首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両首脳は,9月23日に行われた夕食会での首脳間の議論を踏まえつつ,直近の南北,米韓及び日韓首脳会談を受けて,北朝鮮問題に関し今後の方針を改めて綿密にすり合わせました。その上で,両首脳は,関連安保理決議の完全な履行を確保するとの共通の目標を確認し,引き続き,日米,日米韓三か国で緊密に連携していくことを再確認しました。また,拉致問題の解決に向けて,日米で引き続き協力していくことで改めて一致しました。

2 両首脳は,日米両国の経済的な結びつきをより強固なものとすることが,日米の貿易を安定的に拡大させるとともに,自由で開かれた国際経済の発展につながるとの考えの下,「日米物品貿易協定(TAG(ティーエージー))」について交渉を開始することに合意し,共同声明(日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を発出しました。また,日米双方の利益となるように,日米間の貿易・投資を更に拡大させ,公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現していくことで一致しました。

3 両首脳は,自由で開かれたインド太平洋の維持・促進に向けた共通のビジョンを推進するために,第三国で実施している具体的な協力を賞賛し,インド太平洋地域における様々な分野での協力を一層強化するとの強い決意を再確認しました。(自由で開かれたインド太平洋の維持・促進に向けた日米協力の例日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く))

  • (参考)

  • アメリカ合衆国へ戻る