大韓民国

日韓首脳会談

平成30年9月25日

 25日午前11時20分頃(現地時間)から約50分間,国連総会出席のためにニューヨークを訪問中の安倍総理大臣は,文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領との間で日韓首脳会談を行ったところ,概要以下のとおり。

1 冒頭発言

 文大統領から,安倍総理の金正恩委員長へのメッセージは同委員長に忠実に伝達した,朝鮮半島の平和構築のためには,日朝首脳会談が必ず必要となってくる,同会談実現のために積極的に支持・協力していきたい,本年は「日韓パートナーシップ宣言」20周年という節目であり,未来志向的な日韓関係をもう一段階発展させていきたい旨述べた。
 これに対して,安倍総理から,先日の南北首脳会談における貴大統領のリーダーシップに敬意を表する,また,同会談において,拉致問題を含む日朝関係に言及していただき,感謝する,朝鮮半島の完全な非核化に向け,日韓,日韓米で引き続き緊密に連携したい,さらに,小渕総理―金大中大統領間の「日韓パートナーシップ宣言」20周年の今年,未来志向の日韓関係を発展させていきたい旨を述べた。

2 北朝鮮問題

 文大統領より,先般の南北首脳会談の結果について具体的な説明があった。これに対し,安倍総理より,今回の文大統領による努力が,朝鮮半島の非核化に向けた具体的な成果に繋がるよう日本も協力を惜しまない,そのために安保理決議の完全な履行が重要であり,引き続き韓国と連携したい旨述べた。また,文大統領から金正恩委員長に対して,改めて拉致問題を提起した旨の説明があったのに対し,感謝の念を伝えた上で,引き続きの協力をお願いしたい,自分(総理)としても,相互不信の殻を打ち破り,金正恩委員長と直接向き合う用意がある旨述べた。

3 日韓関係

 安倍総理から,慰安婦問題に関する日韓合意の着実な実施が必要である旨述べた。これに対し,文大統領からは,日韓合意を破棄しない,再交渉を求めない旨改めて発言があり,両首脳は,慰安婦問題につき,日韓関係に悪影響を及ぼさないようお互いに知恵を出していくことで一致した。また,「徴用工」の問題についても,わが国の基本的な立場に基づき改めて提起した。両首脳は,未来志向の日韓関係構築のため,引き続き,困難な問題を適切にマネージしていくことで一致した。

4 結語

 安倍総理より,北朝鮮から具体的な行動を引き出していく上で,日韓米の連携を引き続き維持したい,日韓の困難な問題についても貴大統領と協力してマネージしていきたい旨述べ,両首脳は北朝鮮問題についての連携の重要性と未来志向の日韓関係構築のための協力の重要性について一致した。


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