大韓民国

日韓首脳会談

平成30年2月9日

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 本9日,午後3時15分頃から約60分間,平昌オリンピック開会式に出席するため平昌を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談を行ったところ,概要以下のとおり(我が方同席者:西村内閣官房副長官,谷内国家安全保障局長,長谷川補佐官他)。

1 日韓関係

(1)安倍総理から,「日韓合意は,国と国との約束であり,政権が代わっても約束を守ることは,国際的かつ普遍的に認められた原則。日本政府は既に約束を全て実施している。韓国側も,日韓合意で『最終的かつ不可逆的』な解決を確認した以上,合意の約束を全て実行してほしい」との趣旨を述べた。また,「徴用工」問題についても日本側の立場を述べた。

(2)その上で,安倍総理から,地元下関と釜山の地方交流に触れつつ,「文大統領と共に未来志向の日韓関係を築いていきたいと心から願っている」旨を述べ,そのためにも「日韓合意や『徴用工』問題について適切な対応をお願いしたい」旨を述べた。さらに,安倍総理から,「本年秋の『日韓パートナーシップ宣言』20周年を未来志向の関係構築の契機とするべく努力したい」旨述べた。

2 北朝鮮

 安倍総理から,「南北対話が平昌五輪の成功に向けて進められたことを評価。しかし,北朝鮮は核・ミサイル開発を継続している。『微笑み』外交に目を奪われてはならない。五輪後は正念場,北朝鮮が非核化に向けた真剣な意思と具体的な行動を示すことが極めて重要。北朝鮮の差し迫った脅威を直視し,日韓米が連携して最大限の圧力をかけるとの方針がぶれてはならない。核武装した北朝鮮は決して受け入れられない。安保理決議で規定された制裁の履行は国際社会全体の義務である。洋上での物資の積替え(いわゆる『瀬取り』)等の北朝鮮の制裁回避への対応は急務。日韓米3か国で連携して対応を進めていきたい。拉致問題は,我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる最重要課題。早期解決に向け,引き続き緊密に連携したい」旨述べた。その上で,両首脳は,非核化が最終目標であること,そのために国連安保理の制裁決議を全ての加盟国が遵守し,圧力を最大限まで高めていく必要があることで一致した。

3 その他

 安倍総理から,「日韓中サミットをできる限り早期に開催したい」旨述べ,両首脳は日韓中サミットの早期開催に向けて協力していくことで一致した。


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