アメリカ合衆国
安倍総理とトランプ大統領との夕食会
平成30年9月23日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
米国訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,9月23日18時30分頃(現地時間。日本時間24日7時30分)から約2時間30分にわたり,トランプ大統領の招きにより,ニューヨーク市内のトランプタワーにおいて,通訳のみを交えて,夕食を共にしたところ,概要は以下のとおりです。
1 両首脳は,国連総会を前に,日米関係のみならず,国際情勢について率直な意見交換を行いました。特に北朝鮮に関しては,6月の米朝首脳会談により生まれた機運を更に力強いものとし,朝鮮半島の非核化に向け,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。拉致問題については,拉致被害者御家族の切実なメッセージを安倍総理からトランプ大統領に伝えたところ,トランプ大統領は身を乗り出して熱心に聞いた上で,同大統領からも日本の考え方については強く金正恩国務委員長に伝えたとの発言が改めてありました。
2 経済については,日米経済のみならず,米国の通商に関する様々な問題に関し率直な意見交換を行い,日米間の通商,投資,貿易等の課題,「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議(FFR)」について建設的な議論を行いました。また,24日に行われる予定の茂木内閣府特命大臣(経済政策担当)とライトハイザー米国通商代表との間の協議を踏まえ,26日に行われる予定の日米首脳会談で議論することになりました。