アメリカ合衆国
日米首脳電話会談
平成30年6月12日
本12日,午後9時34分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald Trump, President of the United States of America)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- トランプ大統領から,米朝首脳会談についての詳細な説明があり,これに対し,安倍総理大臣から,トランプ大統領のリーダーシップと尽力に対して心から敬意を表する旨述べました。
- 両首脳は,金正恩委員長が,朝鮮半島の完全な非核化に向けた意思を,改めて文書の形で,明確に約束した意義は大きいとの認識で一致するとともに, この歴史的会談の成果の上に,国際社会と一致協力して,北朝鮮の安保理決議の完全な履行を求めていくとの日米,日米韓の確固たる方針を改めて確認しました。
- 安倍総理大臣から,我が国にとって重要な拉致問題について,米朝首脳会談で,トランプ大統領から金正恩委員長にしっかりと伝達したことに謝意を表するとともに,拉致問題の早期解決に向け,米国を始めとした国際社会と連携しつつ,日本自身が北朝鮮としっかりと直接向き合い,日朝間で解決していなかければならない旨述べました。
- 両首脳は,14日に韓国で実施予定の日米韓外相会談,日米外相会談,日韓外相会談などを通じて,引き続き,日米,日米韓で緊密に連携していくことを再確認しました。
- また,6月14日にトランプ大統領が72歳の誕生日を迎えるところ,安倍総理大臣から誕生日のお祝いを伝えました。