国・地域

河野外務大臣のイタリア及びバチカン訪問(結果)

平成30年11月24日

 23日及び24日,河野太郎外務大臣は,イタリアのローマにおいて,イタリア外務・国際協力省及びイタリア国際政治研究所(ISPI)が主催する「第4回地中海対話」に出席したところ,概要は以下のとおりです。(河野大臣の地中海対話への出席は日本の外務大臣として初めて。)

1 第4回地中海対話への出席

 河野外務大臣は,23日正午(現地時間)から約30分間行われた日本の政策について発信する特別セッションにおいて,中東・北アフリカ地域の安定に向けた日本の政策・貢献について要旨以下の冒頭発言及び登壇者とのディスカッションを行いました。
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    第4回地中海対話
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    第4回地中海対話

(1)地中海地域とインド太平洋地域は深いつながりを有している。両地域は海上交易等を通じて経済面の連携が強まっており,日EU・EPAがそれを促進する。また,暴力的過激主義の拡散といった安全保障上の脅威も共通の課題になっている。

(2)スエズ運河等を通じた両地域の結節点に位置する中東・北アフリカ地域の安定確保のため,日本は「河野四箇条((ア)知的・人的貢献,(イ)「人」への投資,(ウ)息の長い取組,(エ)政治的取組の強化)」に沿った取り組みを行っている。

(3)特に「ジェリコ農産加工団地(JAIP)」は日本らしい息の長い取組であり,現在,パレスチナ民間企業13社が操業中である。地中海諸国もこのJAIP製品を輸入するように呼びかけたい。

3 その他

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    日・イラン外相会談
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    アブルゲイト・アラブ連盟事務総長との会談
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    日露外相会談
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    日・パレスチナ外相会談
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    日・マルタ外相会談

(参考)地中海対話(11月22~24日,於:ローマ)

(1)地中海対話は,イタリア外務・国際協力省及びイタリア国際政治研究所(ISPI)が主催し,2015年以降首都ローマで毎年開催。主に欧州・中東地域が直面する諸課題を議論。例年,地域内外から外交・防衛に関わる閣僚・政府関係者や有識者が集う権威ある外交安保関連会合であり,国際的な関心も高い。

(2)本年は,(ア)共有された繁栄(Shared Prosperity),(イ)共同の安全保障(Shared Security),(ウ)移住(Migration),(エ)市民社会・文化(Civil Society and Culture)という対話の4本柱が設定されている。この4本柱に沿った「拡大地中海」地域をめぐる様々な課題に対する議論を通じ,同地域の経済関係の強化および紛争の解決を目指すとともに,地域レベルおよび国際レベルでの関係強化を目的とする。


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