バチカン
日・バチカン外相会談
平成30年11月23日


11月23日,午後6時10分(日本時間24日午前2時10分)から約40分間,バチカンを訪問した河野太郎外務大臣は,ポール・リチャード・ギャラガー・バチカン外務長官(H.E. Mgr. Paul Richard Gallagher, Secretary for Relations with States of Vatican)と日・バチカン外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭・二国間関係
(1)ギャラガー長官から,昨年1月の訪日に際する歓迎に感謝を述べるとともに,国際社会において日本が一貫して果たしている積極的な役割を高く評価する旨述べました。
(2)河野大臣から,先般法王フランシスコが2019年の訪日の意向を表明されたことを歓迎するとともに,日本政府としてその実現に向け協力を惜しまない旨述べました。両外相は,法王の訪日実現に向けた協議を行うとともに,双方の大使館等を通じて引き続き緊密に協力しながら準備にあたっていくことを確認しました。
2 地域情勢
(1)両外相は,北朝鮮情勢に関して意見交換を行い,引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
(2)両外相は,その他の地域情勢等についても意見交換を行い,国際社会が直面する諸課題について,日本とバチカンが一層緊密に連携していくことで一致しました。