パレスチナ
日・パレスチナ外相会談
平成30年11月24日


11月24日(土曜日)午前10時30分(現地時間;日本時間同日18時30分)から約30分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のイタリア・ローマにおいて,リヤード・マーリキー・パレスチナ外務・移民庁長官(H.E.Dr.Riad Malki, Minister of Foreign Affairs and Expatriate of Palestine)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭河野大臣から,先般タイで開催された「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」第三回閣僚級会合におけるマーリキー長官の貢献に謝意を示しつつ,日本は,「ジェリコ農産加工団地(JAIP)」やCEAPADを通じて引き続きパレスチナを支援していく旨述べました。
2 また,河野大臣から,CEAPADに関連した会合をパレスチナで開催したいと提案し,マーリキー長官からこれに対し歓迎の意が示されました。
3 マーリキー長官は,「平和と繁栄の回廊」構想やCEAPAD等の日本の独自のイニシアティブによる対パレスチナ支援(PDF)に謝意を表しつつ,中東和平問題に関する日本の役割への期待を表明しました。
4 また,両者は,中東和平問題についても意見交換を行い,この問題の前進に向けて引き続き緊密に連携していくことを確認しました。